バドミントン観戦Tips

バドミントンの主に国際試合の情報、観戦に役立ちそうな知識など。リンクはご自由にどうぞ。

カテゴリ: 試合データ


2016 by the numbers: Badminton’s bests, mosts, and firsts of last season - Badzine 2017-01-09

メジャータイトル最多獲得数:7

・高橋礼華/松友美佐紀(日本WD)
 …スーパーシリーズ4勝(全英SSP、インドSS、インドネシアSSP、デンマークSSP)、アジア選手権、マレーシアマスターズGPG、リオ五輪で優勝。

カテゴリーをまたいでメジャータイトル最多獲得数:12

・チェン・チンチェン(中国WD、XD) 
… WD、XDの両方で合わせてSS6勝、GPG6勝。

ダブルダブルス:5回

1大会でMDまたはWDとXDを同時に優勝すること。

・チェン・チンチェン(中国WD、XD)  → 3回
 ・SS:フレンチオープン、SSファイナルズ
 ・GPG:ビットブルガーオープン

・コ・スンヒュン(韓国MD、XD) → 2回
 ・GPG:ドイツオープン、韓国マスターズ


異なる選手/ペアによるSS優勝:11

2016年はMSでは13戦のうち11の異なる選手が優勝している。
2勝以上したのはリー・チョンウェイのみ。
逆に最も同じ選手/ペアが優勝したのはXDで、13戦のうち6ペアのみが優勝している。

GPGはもっと多様であり、MDでは14戦で13の異なるペアが優勝。
コ・スンヒュン(韓国)とケヴィン・サンジャヤ・スカムルジョ(インドネシア)がそれぞれ別の選手と組んで2勝している。

母国SS優勝:6回

4大会で6選手/ペアが成し遂げた。

・マレーシアオープンSSP → リー・チョンウェイ(MS)
・デンマークオープンSSP → フィッシャー/ペダーセン(XD)
・香港オープンSS → グ・カロン・アンガス(MS)
・韓国オープンSS → イ・ヨンデ/ユー・ヨンソン(MD)、ジュン・キュンウン/シン・スンチャン(WD)、コ・スンヒュン/キム・ハナ(XD)

あるSSにおいてすべてのカテゴリで違う国の選手/ペアが優勝:3回

マレーシアオープンSSPインドネシアオープンSSP香港オープンSSの3回。
GPGでは、マレーシアマスターズ、ベトナムオープンの2回。

あるSSにおいてすべてのカテゴリで同じ国の選手/ペアが優勝:1回

いわゆる一つのSweep。
韓国マスターズGPGのみ。

中国が4勝しスウィープしそうだったのはフレンチオープンSS、3回のGPGがある。

※この件に関しては、ロンドン五輪で中国が全カテゴリで金メダルを取って以来、毎大会ごとにしつこく言われるようになった気がします。なぜかと言うと、中国が勝ちすぎたせいで、「1国のみが勝つようなスポーツが五輪にふさわしいのだろうか?五輪から除外するべきでは」とどうもオリンピック協会から目を付けられたらしいんですね。

タイトル初獲得国:1

デンマークのトマス杯初優勝がありました。
試合動画一覧はこちら

トマス杯
ユーバー杯は1984年に中国が勝って以降、長らく新しい優勝国が現れなかった。
トマス杯はマレーシア、インドネシア、中国の3カ国のみ、ユーバー杯もアメリカ(!)、日本、インドネシア、中国の4カ国のみという状態が長く続いていた。

変化が現れたのは2010年で、この年韓国がユーバー杯に初優勝。しかしその後は中国3連勝している。
トマス杯は2014年に日本が初優勝、そして昨年2016年にデンマークが初優勝を果たした。
ちなみに2016年大会では中国が準決勝にも残れなかったが、これは1982年以来のことだった。

新世界ランキング1位:7名

WS ラチャノック・インタノン(タイ)、タイ・ツーイン(台湾)
MD ゴー・V・シェム/タン・ウィーキョン(マレーシア)
XD キム・ハナ(韓国)、チェン・シウェイ/チェン・チンチェン(XD)

これは同じく7名だった2010年以来の多さ。
 天使のチンチェン、悪魔のキムハナ。

SS初優勝:23名

そのうちMSが6名、MDが8名。
タノンサック・サンソンブーンサック(タイMS)、シー・ユーチー(中国MS)、ケヴィン・サンジャヤ・スカムルジョ(インドネシアMD)はGPGを初優勝した26名の中にも含まれている。

ティーンエイジャーSS優勝者:5名

山口茜(日本WS)、ホー・ビンジャオ(中国WS)、チェン・シウェイ(中国XD)、チェン・チンチェン(中国WD、XD)、ジア・イーファン(中国WD)が19歳で優勝。
ティーンエイジャーGPG優勝者は山口を除いた4名に加え、ケヴィン・サンジャヤ・スカムルジョ(インドネシアMD)、チェン・ユフェイ(中国WS)、リ・インフイ(中国XD)の計7名。

※そもそも山口に関しては16歳でジャパンオープンSSに優勝していますから今さらですが。


3週連続SS優勝

ラチャノック・インタノン(タイWS)が3週連続SS優勝を達成。
動画等は「インタノン、SS3連勝で初の世界ランク1位獲得」を参照。
これはシングルスでの達成であって、ダブルスではイ・ヨンデ/ユー・ヨンソン(韓国MD)が達成したことがある。
また3週連続ではなく、SS3大会連続ということ2011年のワン・シン(中国WS)、2012年のリ・シュエルイ(中国WS)が達成している。


世界ランキング1位経験者の引退:10?

春に引退
・サラリー・トゥントーンカム(タイXD)
・カイ・ユン(中国MD)

五輪前に引退、BWFの届出は五輪後
・ワン・シーシャン(中国WS)
・ティアン・チン(中国WD)

五輪後引退
・ワン・イーハン(中国WS)
・ユー・ヤン(中国WD)
・ツァオ・ユンレイ(中国WD、XD)…世界ランキング1位のまま引退
・イ・ヨンデ(韓国MD)…世界ランキング1位のまま引退
・マー・ジン(中国XD)
・フー・ハイファン(中国MD)?…2016年のSSファイナルズを最後に引退するとされていたが、この大会を欠場し、いっぽうBWFもランキングから除外はしていない。

※サラリー・トゥントーンカムについてはトーナメントソフトウェアによると世界ランキング2位(XD2011/08/11)が最高のようですが、どうなんでしょう?


最高齢SS優勝:37歳 最高齢SSシングルス優勝:33歳 最高齢GPGシングルス優勝:36歳

ヨアキム・フィッシャー・ニールセン(デンマークXD)
…2015年に最高齢36歳での優勝を果たしていたが、2016年37歳でこれを更新した。
中国XDのチェン・チンチェンが19歳でXDの最年少優勝者となったため、最年少優勝者の2倍の年齢で優勝という記録には1ヶ月足りなかった。


イ・ヒョンイル(韓国MS)
…2015年に35歳で最高齢GPGシングルス優勝を果たしていたが、2016年に36歳でこれを更新した。
フレンチオープン(SS)で決勝進出し、SSの最高齢記録を更新する可能性もあったがシー・ユーチー(中国)に阻止されている。

リー・チョンウェイ(マレーシアMS)
…ジャパン・オープンに優勝し最高齢SSシングルス優勝(33歳、34歳まであと数週間の時点)記録を果たしている。

ロバート・マテウジアク(ポーランドXD)
…イ・ヒョンイルが最高齢GPGシングルス優勝を果たしたのと同じ日に、40歳優勝を達成しそうだったがあと数点およばなかった。彼は既に39歳でのタイトル獲得記録を保持している。

最長試合:161分

與猶くるみ/福万尚子(日本WD)vsマヘスワリ/ポリー(インドネシアWD)の試合。
BWFは最長試合と主張しており実際これは正しい可能性が高いが、それ以前の最長記録が何分だったかの言及はない。またどれだけの試合時間のデータがあるか、どれだけの試合時間のデータから検索したのかについての説明はない。試合数は数万から数十万試合におよぶ可能性がある。


スーパーシリーズのタイトル防衛成功:3回

2016年のSSのタイトル防衛はそれぞれのダブルスで1回ずつにすぎなかった。
・WDで高橋/松友がインドオープンSSのタイトル防衛に成功(2年連続優勝)。
・XDでシュー・チェン/マー・ジン(中国)がインドネシアオープンでタイトル防衛に成功。
・MDのイ・ヨンデ/ユー・ヨンソン(韓国)が韓国オープンのタイトル防衛に成功。この試合はイ・ヨンデの現役最後の試合だった。

1つの大会での最多優勝記録:11勝

リー・チョンウェイがマレーシアオープン(SSP)で優勝を果たし、マレーシアオープンでの優勝11回という驚きの記録を達成した(ただし2007年にスーパーシリーズが開始する前の記録を含めた場合)。
マレーシアオープンの次に多く勝っているのがインドネシアオープンとチャイナマスターズでこれがそれぞれ6勝。
またリン・ダンによる全英オープン6勝という記録もある。

カテゴリーをまたいだ記録ではイ・ヨンデが4人の異なるペアで韓国オープン7勝を達成している(※MDとXDを合わせての意味)。
グランプリレベルではロシアのウラジミール・イワノフがイワン・ソゾノフと組んでロシアオープンにMDで6勝している。ただしシングルスで2勝もしておりこれを加えれば8勝となる。

 2012年の途中からは高橋がtwitterを始め、それ以降は「高橋/松友のこれまでを高橋のtwitterで振り返る(1) 2012年」以下にだいたいまとめましたが、このページではそれ以前の試合データをトーナメントソフトウェアから抜き出して来ました。

 またBWFの公式動画があるのは2011年6月のシンガポールオープン以降です。
 動画がある場合はリンクしましたが(一番左の試合の部分で★を付けておきました)、この時期はまだ大して勝ち上がれておらず高橋松友の動画はあまり有りませんでした(QFくらいから配信がある)。

※大会タイトルの右の[数字]は高橋松友のシード順位です。

2008年についてはインターハイ女子ダブルス決勝の動画があるのでリンクしておきます。
 

2008年

シニアレベルで初の国際試合はジャパンオープン。
4年後ロンドン五輪で銀メダルを獲得する藤井/垣岩に勝利。
高橋が高3、松友が高2の年です。 
通算1勝1敗。
試合開始時間対戦相手スコア試合時間
09/16 to 09/21 [SS] Yonex Japan Super Series 2008
R12008/09/17 Wed 5:20 PMJapanMizuki FUJII
JapanReika KAKIIWA
○ 14-21 21-13 22-200:48
R22008/09/18 Thu 5:20 PMMalaysiaEei Hui CHIN[4]
MalaysiaPei Tty WONG 
● 12-21 16-210:25


2009年

9月のベルギー国際でインターナショナルクラスを初優勝。
ちなみに同じ大会で松友はシングルスで準優勝しています。

12月のシド・モディ記念インドグランプリでグランプリクラス初優勝。
つぎはグランプリゴールド優勝、そしてスーパーシリーズ出場の常連を狙います。

通算13勝3敗。
2009年末時点での世界ランキングは41位。日本の4番手でした。
1~3位は中国の化け物たちに制圧されています。

試合開始時刻対戦相手スコア試合時間
04/01 to 04/05 Osaka International 2009
QFJapanMATSUO SHIZUKA
JapanNAITO MAMI
○ 21-19 22-20
SFJapanFUJII MIZUKI
JapanKAKIIWA REIKA
○ 15-21 21-19 22-20
FJapanMORI KAORI
JapanWAKISAKA AYA
○ 21-16 16-21 24-22
08/25 to 08/30 [GPG] CHINESE TAIPEI GRAND PRIX GOLD 2009
R1KoreaYe Na Jang
KoreaSun Young Park
● 21-8 20-22 22-24
09/03 to 09/06 Yonex Belgian International 2009
R12009/09/04 Fri 2:40 PMEnglandAlexandra Langley
EnglandLauren Smith
○ 21-11 21-120:24
R22009/09/04 Fri 6:50 PMNetherlandsLotte Jonathans
NetherlandsPaulien Van Dooremalen
○ 21-12 21-110:28
QF2009/09/05 SatNetherlandsSamantha Barning [4]
NetherlandsEefje Muskens
○ 21-9 11-21 21-180:50
SF2009/09/05 Sat 12:10 PMGermanyIsabel Herttrich
GermanyInken Wienefeld
○ 21-11 21-130:25
F2009/09/06 SunScotlandEmma Mason
EnglandSamantha Ward
○ 21-8 18-21 21-130:47
09/15 to 09/20 [SS] LI NING CHINA MASTERS SUPER SERIES 2009
R12016/09/16 Wed 6:10 PMChinaSiyun WANG
ChinaJinkang ZHANG
● 14-21 10-210:28
09/22 to 09/27 [SS] YONEX OPEN JAPAN SUPER SERIES 2009
R1200909/23 Wed 6:00 PMSingaporeFan Frances LIU
SingaporeYu Yan Vanessa NEO
○ 21-14 10-21 21-170:49
R2200909/24 Thu 6:00 PMKORJung Eun HA [2]
KORMin Jung KIM
● 18-21 10-210:33
12/15 to 12/20 JAYPEE CUP SYED MODI MEMORIAL INDIA GRAND PRIX 2009 [3]
R22009/12/17 ThuIndiaSindhu P.V
IndiaSaili Rane
○ 21-14 21-80:22
QF2009/12/18 FriIndiaPradnya Gadre
IndiaNitya Sosale
○ 21-11 21-90:21
SF2009/12/19 SatNetherlandsLotte Jonathans
NetherlandsDooremalen Paulien Van
○ 21-19 23-210:33
F2009/12/20 SunIndonesiaNadya Melati
IndonesiaDevi Tika Permatasari
○ 21-14 15-21 21-151:00


2010年

松友も春から社会人で二人ともユニシスに所属。
4月の大阪国際では準優勝。
さすがにSSではなかなか勝たしてもらえませんが年末の中国オープンで2回戦を突破。

通算10勝12敗。
スーパーシリーズに本戦から出られる圏内にいます。
 
試合開始時刻対戦相手スコア試合時間
01/12 to 01/17 [SS] KOREA SUPER SERIES 2010 [6]
R22010/01/14 Thu 7:30 PMHong KongTsz Ka Chan
Hong KongHoi Wah Chau
○ 19-21 21-19 21-181:05
QF2010/01/15 Fri 7:20 PMJapanMizuki Fujii [2]
JapanReika Kakiiwa
● 13-21 14-210:44
01/19 to 01/24 [SS] PROTON MALAYSIA OPEN SUPER SERIES 2010
R12010/01/20 Wed 1:40 PMKORKyung Eun JUNG
KORHyun Young YOO
● 20-22 16-210:40
03/09 to 03/14 [SS] ALL ENGLAND SUPER SERIES 2010
R12010/03/10 Wed 12:15 PMChinaDu Jing [1]
ChinaYu Yang (F)
● 9-21 16-210:29
03/16 to 03/21 [SS] SWISS SUPER SERIES 2010
R12010/03/17 Wed 1:05 PMKoreaJung Eun Ha [8]
KoreaKyung Won Lee
● 17-21 9-210:45
04/07 to 04/11 [IC] Osaka International Challenge 2010 [4]
R1JapanAsahara Sayuri
JapanKanamori Yuko
○ 21-18 21-13
R2Chinese TaipeiChiang Pei Hsin
Chinese TaipeiPai Yu Po
○ 21-17 21-13
QFJapanTamura Chiaki
JapanImabeppu Yasuyo
○ 21-11 22-20
SFJapanTatani Ikue
JapanFukuman Naoko
○ 21-17 21-19
FJapanFujii Mizuki [1]
JapanKakiiwa Reika
● 19-21 16-21
06/15 to 06/20 [SS] LI-NING SINGAPORE OPEN SUPER SERIES 2010
R12010/06/16 Wed 6:00 PMBulgariaPetya NEDELCHEVA [3]
RussiaAnastasia RUSSKIKH
● 21-23 24-22 7-210:50
06/22 to 06/27 [SS] DJARUM INDONESIA OPEN SUPER SERIES 2010
R12010/06/23 Wed 1:40 PMIndonesiaAnneke Feinya AGUSTINE
IndonesiaAnnisa WAHYUNI
● 14-21 22-240:34
07/06 to 07/11 [GPG] YONEX-SUNRISE MALAYSIA OPEN GRAND PRIX GOLD 2010 [3]
R12010/07/08 Thu 9:40 AMIndonesiaDewi Komala
IndonesiaHanadia Keshya Nurvita
○ 13-21 21-18 22-200:54
R22010/07/08 Thu 8:20 PMMalaysiaNg Hui Ern
MalaysiaNg Hui Lin
● 14-21 21-11 13-210:44
07/06 to 07/11 [GP] 2010 Yonex Australian Open [1]
R22010/07/15 Thu 2:20 PMAustraliaLouisa Ma
AustraliaTara Pilven
○ 21-4 21-120:21
QF2010/07/15 Thu 6:50 PMKoreaHae Won Kang
KoreaYoon Hee Seo
Walkover
09/20 to 09/25 [SS] JAPAN SUPER SERIES 2010
R1ChinaPan Pan [6]
ChinaQing Tian
Walkover
R22010/09/23 ThuMacauDan Zhang
MacauZhibo Zhang
● 22-20 18-21 10-21
10/19 to 10/24 [GP] Yonex Dutch GP 2010
R1Thu 10/21/2010 9:45 AMGermanySandra Marinello
GermanyBirgit Overzier
● 17-21 16-210:37
10/26 to 10/31 [SS] DENMARK SUPER SERIES 2010
R1Wed 10/27/2010 2:45 PMDenmarkChristina Aagaard Andersen
DenmarkLouise Hansen
○ 21-9 21-100:26
R2Thu 10/28/2010 6:30 PMJapanMizuki Fujii [2]
JapanReika Kakiiwa
● 16-21 26-280:58
11/30 to 12/05 [SS] China Open Super Series 2010
R1Wed 12/1/2010 4:00 PMChinaLu Lu
ChinaBao Yixin
○ 21-19 17-21 21-181:07
R2Thu 12/2/2010 3:00 PMChinaLuo Ying
ChinaLuo Yu
○ 21-13 19-21 21-170:31
QFFri 12/3/2010 7:15 PMChinaPan Pan [5]
ChinaQing Tian
● 10-21 21-19 18-211:05


2011年

5月からは翌年のロンドン五輪に向けての五輪レースが始まります。
まだ若い上に五輪出場を目指す強豪たちとの戦いは厳しかったか。
10月のデンマークでは後にリオ五輪決勝で戦うユール/ペダーセンに2戦目にして初勝利しています。

通算16勝19敗。
2011年末での世界ランキングは17位とランクは着実に上げてきました。

試合開始時間対戦相手スコア試合時間
01/18 to 01/23 [SS] PROTON Malaysia Open
R1Wed 1/19/2011 8:30 PMThailandDuanganong Aroonkesorn [3]
ThailandKunchala Voravichitchaikul
○ 21-12 22-200:35
R2Thu 1/20/2011 2:10 PMKoreaHa Jung Eun
KoreaKim Min Jung
Walkover
01/25 to 01/30 [SSP] VICTOR Korea Open
R1Wed 1/26/2011 6:10 PMKoreaHa Jung Eun
KoreaJung Kyung Eun
○ 20-22 21-16 21-161:09
R2Thu 1/27/2011ChinaCheng Shu [7]
ChinaMa Jin
● 12-21 18-210:41
03/01 to 03/06 [GPG] YONEX German Open Grand Prix Gold 2011
R1Wed 3/2/2011 1:55 PMFranceEmilie Lefel
FranceMarion Luttmann
○ 21-15 21-100:28
R2Thu 3/3/2011 1:20 PMJapanShizuka Matsuo [7]
JapanMami Naito
● 21-23 17-211:06
03/08 to 03/13 [SSP] YONEX All England Open
R1Wed 3/9/2011 12:15 PMChinese TaipeiHsieh Pie Chen
Chinese TaipeiWang Pei Rong
○ 21-10 21-130:27
R2Thu 3/10/2011 6:05 PMKoreaHa Jung Eun
KoreaKim Min Jung
● 10-21 25-23 11-210:59
03/15 to 03/20 [GPG] WILSON Swiss Open Grand Prix Gold 2011
R1Wed 3/16/2011 4:20 PMCanadaNicole Grether
CanadaCharmaine Reid
○ 21-7 21-180:38
R2Thu 3/17/2011 10:00 PMChinese TaipeiCheng Wen Hsing [1]
Chinese TaipeiChien Yu Chin
● 15-21 21-17 12-210:46
04/05 to 04/10 [GPG] YONEX Australian Open 2011
R1Thu 4/7/2011 9:00 AMAustraliaJoy Lai
AustraliaSarah Wong
○ 21-5 21-80:18
R2Thu 4/7/2011 8:00 PMAustraliaRaj Veeran [7]
AustraliaRenuga Veeran
○ 21-18 21-160:45
QFFri 4/8/2011 5:00 PMMalaysiaHui Ern Ng
MalaysiaHui Lin Ng
● 19-21 21-12 13-21
04/19 to 04/24 [CC] Badminton Asia Championships 2011
R1Wed 4/20/2011 4:05 PMChinaBao Yixin [8]
ChinaQianxin Zhong
● 20-22 21-12 16-211:04
04/26 to 05/01 [SS] YONEX-SUNRISE India Open [7]
R2Thu 4/28/2011KORJung Kyung Eun
KORKim Ha Na
● 17-21 14-210:37
05/03 to 05/08 [GPG] YONEX-SUNRISE Malaysia Open Grand Prix Gold 2011
R1Wed 5/4/2011 7:40 PMThailandDuanganong Aroonkesorn [3]
ThailandKunchala Voravichitchaikul
● 17-21 17-210:35
06/14 to 06/19 [SS] LI NING Singapore Open
R1Wed 6/15/2011 12:20 PMU.S.A.Iris Wang
U.S.A.Rena Wang
○ 21-9 21-130:27
R2Thu 6/16/2011JapanMizuki Fujii [2]
JapanReika Kakiiwa
● 21-19 15-21 18-211:16
06/21 to 06/26 [SSP] DJARUM Indonesia Open
R1Wed 6/22/2011 5:00 PMKoreaHa Jung Eun [5]
KoreaKim Min Jung 
● 8-21 21-12 12-210:47
06/28 to 07/03 [GP] Russian Open Grand Prix 2011 [2]
R1Thu 6/30/2011 5:50 PMRussiaAnastasia Kalinenko
RussiaElena Larchenko
○ 21-13 21-70:23
R2Fri 7/1/2011 7:15 PMRussiaAlina Artamonova
RussiaEkanerina Bolotova
○ 21-13 21-100:22
QFSat 7/2/2011U.S.A.Iris Wang
U.S.A.Rena Wang
○ 21-18 21-140:35
SFSun 7/3/2011RussiaValeri Sorokina [1]
RussiaNina Vislova
● 20-22 18-21
07/11 to 07/16 [GPG] 2011 Yonex OCBC US Open Grand Prix Gold
R1Tue 7/12/2011 4:30 PMKoreaJung Kyung Eun [8]
KoreaKim Ha Na
● 11-21 27-290:42
08/08 to 08/14 [BWF] YONEX BWF World Championships 2011
R2Tue 8/9/2011 6:20 PMMalaysiaHui Ern Ng
MalaysiaHui Lin Ng
○ 21-10 21-110:33
R3Thu 8/11/2011 2:40 PMJapanMiyuki Maeda [3]
JapanSatoko Suetsuna
● 21-18 15-21 17-211:36
09/13 to 09/18 [SS] Li Ning China Masters
R1Wed 9/14/2011 8:50 PMChinaYixin Bao
ChinaZhong Qianxin
● 21-19 16-21 17-211:10
09/20 to 09/25 [SS] YONEX Open Japan
R1Wed 9/21/2011 5:00 PMDenmarkChristinna Pedersen
DenmarkKamilla Rytter Juhl
● 15-21 15-210:29
10/18 to 10/23 [SSP] Yonex Denmark Open 2011
R1Wed 10/19/2011 1:00 PMChinaCheng Shu
ChinaPan Pan
○ 21-19 21-170:42
R2Thu 10/20/2011 1:15 PMDenmarkChristinna Pedersen
DenmarkKamilla Rytter Juhl
○ 21-19 13-21 21-190:59
QFFri 10/21/2011DenmarkLine Damkjaer Kruse
DenmarkMarie Roepke
● 12-21 18-21 15-211:00
10/25 to 10/30 [SS] Yonex Badminton French Open 2011
R1Wed 10/26/2011 7:50 PMChinaTian Qing [2]
ChinaZhao Yunlei
● 12-21 21-19 13-210:55
11/15 to 11/20 [SS] Yonex Sunrise Hong Kong Open 2011
R1Wed 11/16/2011 4:20 PMDenmarkLine Damkjaer Kruse
DenmarkMarie Roepke
Walkover0:26
R2Thu 11/17/2011Chinese TaipeiCheng Wen Hsing [5]
Chinese TaipeiChien Yu Chin
● 13-21 13-210:27
11/22 to 11/27 [SSP] Li Ning China Open 2011
R1Wed 11/23/2011EnglandJenny Wallwork
EnglandGabrielle White
○ 21-13 21-140:33
R2Thu 11/24/2011 2:10 PMJapanMiyuki Maeda [6]
JapanSatoko Suetsuna
○ 14-21 21-19 21-141:19
QFFri 11/25/2011ChinaTang Jinhua
ChinaXia Huan
● 19-21 12-210:51


2012年

3月から高橋がtwitterを初め、4月のインドオープンでは「五輪レースに参加して経験になった」ということを言っています。
高橋22歳、松友21歳。
8月でロンドン五輪も終わり、この年から4年後の五輪金メダルを目指して本格的にスタートです。 
USオープンでグランプリゴールド初優勝。
デンマークオープン(SSプレミア)で準優勝と活躍。

通算29勝15敗と大きく勝ち越しました。
2012年末時点での世界ランキングは7位。
上位8ペアが出場できるSSファイナルズにも出場しています(ただし正確にはファイナル出場はSSのみを集計したランクによります)。

試合開始時間対戦相手スコア試合時間
02/28 to 03/04 [GPG] YONEX German Open GPG 2012
R1Wed 2/29/2012 1:45 PMDenmarkLena Grebak
DenmarkMaria Helsbol
○ 21-13 21-170:30
R2Thu 3/1/2012 6:00 PMJapanShizuka Matsuo [4]
JapanMami Naito
○ 21-14 21-100:44
QFFri 3/2/2012KoreaJung Kyung Eun [7]
KoreaKim Ha Na
● 21-16 12-15 11-211:22
03/06 to 03/11 [SSP] YONEX All England Open Badminton Championships 2012
R1Wed 3/7/2012 9:20 PMMalaysiaHui Ern Ng
MalaysiaHui Lin Ng
○ 19-21 23-21 21-151:03
R2Thu 3/8/2012 9:20 PMChinaMa Jin
ChinaZhong Qianxin
● 18-21 21-16 17-211:10
03/13 to 03/18 [GPG] Swiss Open 2012
R1Wed 3/14/2012 3:40 PMMalaysiaVivian Kah Mun Hoo
MalaysiaKhe Wei Woon
○ 23-21 21-90:40
R2Thu 3/15/2012 4:15 PMJapanShizuka Matsuo [3]
JapanMami Naito
● 7-21 19-210:51
04/03 to 04/08 [GPG] 2012 Yonex Australian Open
R1Wed 4/4/2012 9:10 AMMalaysiaLiu Ying Goh
MalaysiaYin Loo Lim
○ 21-17 21-180:41
R2Thu 4/5/2012 2:00 PMMalaysiaVivian Kah Mun Hoo
MalaysiaKhe Wei Woon
○ 21-15 21-110:40
QFFri 4/6/2012 6:45 PMJapanShizuka Matsuo [2]
JapanMami Naito
● 7-21 9-210:41
04/24 to 04/29 [SS] Yonex Sunrise India Open 2012
R1Wed 4/25/2012 2:30 PMCanadaNicole Grether
CanadaCharmaine Reid
○ 21-12 21-120:36
R2Thu 4/26/2012 5:30 PMChinaHuan Xia
ChinaTang Jinhua
○ 21-14 9-21 21-140:58
QFFri 4/27/2012KoreaJung Kyung Eun [6]
KoreaKim Ha Na
● 12-21 21-230:42
05/20 to 05/27 [BWF] Badminton World Federation 2012 Thomas & Uber Cup Finals
WD2Sun 5/20/2012 1:00 PMUSAIris Wang
USARena Wang
○ 21-15 21-70:33
WD2Thu 5/24/2012 1:00 PMKORJung Kyung Eun
KORKim Ha Na
--
06/19 to 06/24 [SS] Li Ning Singapore Open 2012
R1Wed 6/20/2012 11:15 AMAustraliaLeanne Choo
AustraliaRenuga Veeran ~
○ 21-12 22-200:34
R2Thu 6/21/2012 2:00 PMChinese TaipeiCheng Wen Hsing [6]
Chinese TaipeiChien Yu Chin
● 21-9 14-21 18-210:46
07/02 to 07/07 [GPG] Yonex OCBC US Open GPG 2012 [1]
R2Wed 7/4/2012 2:10 PMU.S.A.Panita Phongasavithas
U.S.A.Vimla Phongasavithas
○ 21-5 21-110:18
QFThu 7/5/2012 8:30 PMIndonesiaKomala Dewi
IndonesiaJenna Gozali
○ 21-14 21-80:28
SFFri 7/6/2012SwedenEmelie Lennartsson
SwedenEmma Wengberg
○ 21-15 21-130:34
FSat 7/7/2012RussiaValeri Sorokina [2]
RussiaNina Vislova
○ 21-19 21-170:44
07/10 to 07/15 [GP] Yonex Canada Open 2012 [1]
QFFri 7/13/2012 8:35 PMSwedenEmelie Lennartsson
SwedenEmma Wengberg
○ 21-18 21-130:32
SFSat 7/14/2012JapanNaoko Fukuman
JapanKurumi Yonao
○ 21-18 21-90:41
FSun 7/15/2012JapanYonemoto Koharu
JapanYuriko Miki
● 21-15 15-21 21-120:57
09/18 to 09/23 [SS] YONEX Open Japan 2012 [5]
R2Thu 9/20/2012KoreaChoi Hye In
KoreaKim So Young
● 16-21 14-210:37
09/25 to 09/30 [GPG] INDONESIA OPEN GRAND PRIX GOLD BADMINTON 2012 [1]
R1Wed 9/26/2012 8:00 PMIndonesiaAulia Putri Darajat
IndonesiaNurbeta Kwanrico
○ 21-8 21-60:18
R2Thu 9/27/2012 2:55 PMIndonesiaSylvina Kurniawan
IndonesiaNingrum Tike Arieda
○ 14-21 21-9 21-120:34
QFFri 9/28/2012 3:10 PMIndonesiaSuci Rizky Andini [8]
IndonesiaDella Destiara Haris
○ 21-13 21-190:30
SFSat 9/29/2012IndonesiaPia Zebadiah Bernadeth [6]
IndonesiaRizki Amelia Pradipta
○ 21-14 21-190:33
FSun 9/30/2012KoreaEom Hye Won [2]
KoreaJang Ye Na
● 21-12 12-21 21-131:08
10/16 to 10/21 [SSP] YONEX Denmark Open 2012 [6]
R1Wed 10/17/2012 1:30 PMIndonesiaPia Zebadiah Bernadeth
IndonesiaRizki Amelia Pradipta
○ 21-11 15-21 21-190:54
R2Thu 10/18/2012 6:45 PMThailandNarissapat Lam
ThailandSaralee Thoungthongkam
○ 19-21 22-20 21-150:59
QFFri 10/19/2012IndonesiaAnneke Feinya Agustin
IndonesiaNitya Krishinda Maheswari
○ 21-18 13-21 21-101:00
SFSat 10/20/2012ChinaTian Qing [1]
ChinaZhao Yunlei
○ 21-15 13-21 21-101:07
FSun 10/21/2012ChinaMa Jin
ChinaTang Jinhua
● 8-21 12-210:44
10/23 to 10/28 [SS] Yonex French Badminton Open 2012
R1Wed 10/24/2012 9:00 PMCanadaNicole Grether
CanadaCharmaine Reid
○ 21-8 21-90:30
R2Thu 10/25/2012 2:30 PMMalaysiaVivian Kah Mun Hoo
MalaysiaKhe Wei Woon
○ 21-13 21-130:30
QFFri 10/26/2012ChinaMa Jin
ChinaTang Jinhua
● 11-21 13-210:44
11/13 to 11/18 [SSP] Li Ning China Open 2012
R2Thu 11/15/2012 7:00 PMU.S.A.Eva Lee
U.S.A.Paula Lynn Obanana
○ 21-16 21-60:29
QFFri 11/16/2012ChinaWang Xiaoli [2]
ChinaYu Yang (F)
● 21-13 9-21 16-210:57
11/20 to 11/25 [SS] Yonex Sunrise Hong Kong Open 2012 [5]
R1Wed 11/21/2012 8:30 PMThailandSavitree Amitrapai
ThailandSapsiree Taerattanachai
○ 21-8 21-160:33
R2Thu 11/22/2012Chinese TaipeiChiang Kai Hsin
Chinese TaipeiTsai Pei-Ling
○ 22-20 21-40:29
QFFri 11/23/2012ChinaTian Qing [1]
ChinaZhao Yunlei
● 11-21 18-210:43
12/12 to 12/16 [SSF] BWF Superseries Finals 2012
Group BWed 12/12/2012KoreaHye Won Eom [2]
KoreaYe Na Jang
Walkover-
Group BThu 12/13/2012ChinaXiaoli Wang [4]
ChinaYang (F) Yu
● 9-21 9-210:31
Group BFri 12/14/2012DenmarkChristinna Pedersen
DenmarkKamilla Rytter Juhl
● 17-21 16-210:40


 データを見ていって思ったのですがやっぱり初期は松友のシングルスがあったりして、ダブルス以外も載せたほうが面白いかも。

この続きは高橋/松友のこれまでを高橋のtwitterで振り返る(1) 2012年で。

 [追記]
 2018年から大会のクラス分けに変更があり、2017年までSSとされた大会はレベル3とレベル4に振り分けらます。ジャパンオープンは賞金も倍増し、めでたく上の方のレベル3とされることになりました。
 詳細は「BWF、2018年から国際大会の格付け・賞金に大きな変更 2017-03-19」を参照。

----

[要約]
・トップ選手たちがどのSSに出場したか調べました
・それに基づいた当ブログ独自の計算では、ジャパンオープンはSS7大会中3位
・賞金10万ドルあたりの集まりの良さでは1位となった


 毎年のスーパーシリーズ(SS)は

 SSファイナル 1大会
 SSプレミア 5大会
 SS 7大会

 から成ります。ジャパンオープンはこのSSの7大会の一つですが、その中での格はどうなっているのでしょう?
 単純に賞金によるとジャパンオープンの格はSSの中でも低いのですが、賞金だけでは選手は動いていません(今のところは)。また獲得できるランキングポイントはSSの中では同じです。いったいトップ選手たちはどのSSに出場していたのか?気になったので調べました。

 以前に賞金一覧のページのコメント欄にも書いたのですが、私のヨネックス・オープン・ジャパンに対するイメージは「賞金の割に選手の集まりはいい」というものです。

 というか、数ヶ月前にこのブログを書き始めるまで賞金とか気にしたこともなかったので、ただ漠然と「選手の集まりは悪くないんじゃないの」と思っていました。ちなみにこのブログでも一番アクセスがあるのが賞金の記事でして、賞金に対する世間の注目は高いようです。

 もちろんジャパンオープンの賞金が高くなって、それによって上位選手が多く来てくれることに越したことはありません。

 さて賞金の割に選手の集まりはいい(?)理由は、バド界の大メジャーであるヨネックスの契約選手がいっぱい来てくれるからとか、親日的なインドネシアやマレーシア勢もよく来てくれるからではないかと思います(あまり親日だ反日だと話を単純にするべきではありませんが)。
 中国勢も政治的にギクシャクしてなければ来てくれるんですが、尖閣問題のときは中国勢はほとんど来てくれませんでした。それが今はリン・ダンもヨネックスユーザーになっていますし。

[オーストラリアオープン]

↑ 2014年 オーストラリアオープンMS決勝(ハイライト)
リン・ダンvsシモン・サントソ

この年オーストラリアはSSに昇格しリン・ダンとアクセルセンが出場。
またオーストラリア代表のグローニャ・サマヴィル(Gronya Somerville)が清末の政治家、康有為の曾孫であることも話題になった。
そして現在の冠スポンサーは厦門航空(Xiamen Air)である。
中国はオーストラリアを重視しているのかもしれない。

調査方法

 対象はリン・ダンリー・チョンウェイチェン・ロンアーサン/セティアワンイ・ヨンデ/(コ・スンヒュン~)ユー・ヨンソンボー/モゲンセンとしました。出場したものは○、エントリーしていても棄権した場合は×としました。
 女子はここ数年、上位の序列があまり固定していないので、選ぶのが難しくて見送りました。

 ランキング上位を集計して機械的に決めようと思ったのですが、それだとリン・ダンのランクが低い時期があったりして面倒なんですよね。リン・ダンが来てくれるかどうかは大きいでしょう。

2013年LDLCWCLAHS
/SET
LYD
/KSH
BOE
/MOG
インド×××3
シンガポール××××2
オーストラリア××××2
日本××4
韓国×5
フランス×××3
香港××4

*1 オーストラリアはこのときまだGPG。
*2 フランスからLYD/YYSのペアになる。

2014年LDLCWCLAHS
/SET
LYD
/YYS
BOE
/MOG
インド×××3
シンガポール××××2
オーストラリア×××××1
日本××4
韓国××4
フランス×××××1
香港×××3

2015年LDLCWCLAHS
/SET
LYD
/YYS
BOE
/MOG
インド××××2
シンガポール×××3
オーストラリア××4
日本6
韓国×5
フランス×5
香港6

2016年LDLCWCLAHS
/SET
LYD
/YYS
BOE
/MOG
インド××××2
シンガポール××4
オーストラリア××××2
日本×××3
韓国
フランス
香港


集計結果

順位大会総得点対象年数平均得点2016年
賞金総額
選好度
1韓国143年4.6760万ドル0.78
2香港133年4.3335万ドル1.23
3日本174年4.2530万ドル1.42
4フランス93年3.0030万ドル1.00
5シンガポール114年2.7535万ドル0.79
6インド104年2.5030万ドル0.83
7オーストラリア94年2.2575万ドル0.30

 順位は平均得点(総得点÷年数)によりました。
 また選好度=平均得点÷2016年賞金総額×10万です。10万ドル当たりで何点取ったか、つまりは賞金に対して集まりの良さを表す…はずです。

 日本は平均得点3位、選好度では1位でした。
 あまりにも都合のいい数字が出て笑ってしまったw

 「ジャパンオープンは賞金の割にトップ選手がいっぱい来る」という俺のイメージは数字で確かめられた!…と言うにはかなり粗い作りなので、もっとデータを増やせば話は変わってくるかもしれません。特にオーストラリアにはちょっと酷だったかも。もっと正確にやろうと思えばいくらでもやれるでしょう。

 で、もっといろいろやろうとしたのですが、そんなに一生懸命になるほど大事なことだろうか?と疑問が湧いてきたので、とりあえずここで止めます。データはちょこちょこ追加してみるかもしれません。終わり。


[改良すべき点]
・ケガで長期離脱、ドーピングに引っかかって出られなかったということがありました。これをどうするか。上では無視してます。
・選手の選び方が恣意的。たとえばMS~XDの各世界ランク上位10人の出場によって機械的に計算する方法がよいかもしれない。またランク1位選手が来たら5点、2位なら4点…などとして集計する方法があるかもしれない。ただし点の付け方は難しい。
・2016年の賞金で一括したが、年ごとにちゃんと出したほうがよい。ただ結果はあんまり変わらない気がします。

[余談]
・賞金に加えてヨネックスが契約選手に支払っている報酬を含めたら、結局選手たちも金で動いている(ヨネックスがスポンサーをしている大会には出るから)という結論が導かれるかもしれません。しかしそれはヨネックスに限ったことでもないでしょうし、話は面倒なことになって来ます。
・そもそも五輪や世界選手権は賞金がないのにみんな参加します。しかし金メダリストは相当儲けられるでしょうからカネは後からついてくると言える…。
・要するに私もわけがわからなくなってきたので、単純に賞金と参加の関係を見て終わりにしときます。将来賞金が上がれば選手の動きはもっと分かりやすくなるのかも。

2016年の全英オープンに日本勢が優勝したときに三十数年ぶりと騒がれました。それでは過去の日本人選手の活躍はどうだったのかという話です。といってもwikipedia英語版を見ただけですが。

Badnetにもいい記事があります。
・2016年の決勝の動画はこちら

混合ダブルス

優勝者・準優勝者リスト(Wikipedia英語版)

 ミックスは近い将来に準優勝もないだろうと思い、このページの以下のように女子・男子に分けるというレイアウトにしていたため、このページのトップに追加することになった次第です。
 2018年の全英で渡辺/東野が初優勝を果たしました。

優勝準優勝
2018年 Japan 渡辺勇大/東野有紗 China Zheng Siwei / Huang Yaqiong


女子


女子シングルス女子ダブルス

優勝準優勝優勝準優勝
1967年United States Judy HashmanJapan 高木紀子--
1968年 - - Indonesia Minarni Sudaryanto
/Retno Koestijah
Japan 高木紀子
/天野博江
1969年 Japan 湯木博恵 Japan 高木紀子 England Margaret Boxall
/Sue Pound Whetnall
Japan 天野博江
/高橋智子
1970年 Japan 竹中悦子 England Heather Nielsen--
1971年 - - Japan 高木紀子
/湯木博恵
England Gillian Gilks
/United States Judy Devlin Hashman
1972年 Japan 中山紀子 Japan 湯木博恵 Japan 相沢マチ子
/竹中悦子
England Margaret Beck
/Julie Rickard
1973年 - - Japan 相沢マチ子
/竹中悦子
England Margaret Beck
/Gillian Gilks
1974年 Japan 湯木博恵 England Gillian Gilks--
1975年 Japan 湯木博恵 England Gillian GilksJapan 相沢マチ子
/竹中悦子
Indonesia Theresia Widiastuti
/Imelda Wigoeno
1976年----
1977年 Japan 湯木博恵 Denmark Lene Køppen Japan 栂野尾悦子
/植野恵美子
England Margaret Lockwood
/Nora Perry
1978年 England Gillian Gilks Japan 近藤沙織 Japan 徳田敦子
/高田幹子
Japan 植野恵美子
/米倉よし子
1979年 Denmark Lene Køppen Japan 近藤沙織 Indonesia Verawaty
/Imelda Wigoeno
Japan 徳田敦子
/高田幹子
1980年 - - England Gillian Gilks
/Nora Perry
Japan 米倉よし子
/徳田敦子
・・・・・・
1991年 - - South Korea Chung So-young
/Hwang Hye-young
Japan 陣内貴美子
/森久子
・・・・・・
2011年 China Wang Shixian Japan 廣瀬栄理子 China Wang Xiaoli
/Yu Yang
Japan 藤井瑞希
/垣岩令佳
・・・・・・
2016年 Japan 奥原希望 China Wang Shixian Japan 高橋礼華
/松友美佐紀
China Tang Yuanting
/Yu Yang
・・・・・・
2018年 Chinese TaipeiTai Tzu-ying Japan 山口茜 Denmark Kamilla Rytter Juhl / Christinna Pedersen Japan 福島由紀/廣田彩花



女子シングルス

優勝者・準優勝者リスト(Wikipedia英語版)

・戦前まで: 当然ながらイングランドの時代。
・戦後から50年代初頭: デンマークの時代。
・50年代中葉~60年代: アメリカの時代。

・1967年: 高木(→中山)紀子さんが初めての決勝進出。このときはアメリカのジュディ・ハッシュマンに敗れる。
・1969年: 決勝は中山紀子vs湯木博恵の日本人対決。勝ったのは湯木(→新沼)博恵さん。記念すべき初優勝。
・1970年: 竹中(→栂野尾)悦子さんが優勝。
・70年代: 日本は全英上位の常連に。
・1977年: 湯木博恵が全英4勝目を達成。これが長らく全英優勝の最後の記録となる。

・80年代以降: IBF(BWFの前身)への中国加盟があり、今に続く中国の時代。
・2011年: 廣瀬栄理子の準優勝(ドロー)。
  ・決勝 vsワン・シーシャン
  ・準々決勝 vsサイナ・ネワル

・2016年: 77年の湯木博恵の優勝以来、39年ぶりに奥原希望が優勝。

女子ダブルス

優勝者・準優勝者リスト(Wikipedia英語版)

・WDも傾向は同様で、やはり60年代終わりごろから70年代が日本の全盛期。
・米倉よし子さんは後の田児よし子、田児賢一のお母さん。
・1978年: 徳田敦子/高田幹子が優勝。これが長らく最後の優勝になる。
・80年代半ば~90年代半ば、シングルスとは違い韓国の時代があった。
・1991年: 陣内貴美子/森久子が準優勝。
・2000年代に入ってからは圧倒的に中国。
・2011年: 藤井瑞希/垣岩令佳が準優勝(ドロー)。
  ・決勝 vsワン・シャオリー/ユー・ヤン(中国)、ボロ負けですが…。
・2016年: 高橋礼華/松友美佐紀が38年ぶりの優勝。


男子



男子シングルス男子ダブルス

優勝準優勝優勝準優勝
1966年 Malaysia Tan Aik Huang Japan 秋山真男--
・・・・・・
2010年 Malaysia Lee Chong Wei Japan 田児賢一--
・・・・・・
2013年 - - China Liu Xiaolong
/Qiu Zihan
Japan 早川賢一/遠藤大由
2014年 - - Indonesia Mohammad Ahsan
/Hendra Setiawan
Japan 早川賢一/遠藤大由
2015年 - - - -
2016年 - - Russia Vladimir Ivanov
/Ivan Sozonov
Japan 早川賢一/遠藤大由

男子シングルス

優勝者・準優勝者リスト(Wikipedia英語版)

 1966年に秋山さん、そして最近2010年に田児の決勝進出があるだけ。

 2010年のドロー

 2010年は100回記念大会。田児はノーシードから、ともに中国の強豪であるチェン・ジンとバオ・チュンライに勝ち、決勝はリー・チョンウェイに[21-19 21-19]で惜しくも敗れる。
 このときのリン・ダンはバオ・チュンライに敗れている。

 公式な動画は無いようなので、2010 all englandのtagoとbao chunlaiやlee chong weiの試合はどこかで探して見てください。

男子ダブルス

優勝者・準優勝者リスト(Wikipedia英語版)

 近年ダブルスでは早川/遠藤が惜しいところまで行っているが優勝はできていない。もっとも決勝進出できている時点で以前と比べれば大きな進歩である。

 ・2013年は中国の若手ペアに大差で負け(ドロー)。
  ・決勝 vs リュー・シャオロン/チュー・ジハン(中国)
  ・準々決勝 vs キム・キジュン/キム・サラン(韓国)
  ・2回戦 vs トニー・ブレア/タン・ビンシェン(スコットランド/マレーシア)

 ・2014年は近年ではおそらく最強ペア、アーサン/セティアワンにスコア的には惜しいところまで行くが負け(ドロー)。
  ・決勝 vs アーサン/セティアワン(インドネシア)

 ・2016年は格下ながら勢いに乗るロシアペアにフルセットの末敗れた。



MS歴代優勝者

・8回 ルディ・ハルトノ(1960~70年代、インドネシア)
・6回 フランク・デヴリン(1920~30年代、アイルランド)、リン・ダン(中国)

 リン・ダンは2016年の優勝で歴代2位タイとなった。

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