[追記]
…今年いっぱいでクー・ケンキットが引退することを表明し、現在タン・ブンヒョンにはイ・ヨンデ(韓国)やヘンドラ・セティアワン(インドネシア)とペアを組むという話が出ているようです。

Boon Heong to partner Hendra or Yong-dae?

超遅くなってスミマセン。

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[1]Kien Keat-Boon Heong eager to keep going - The Star(マレーシア) 2016-05-30
[2]Kien Keat-Boon Heong target World C'ships - New Strait Times(シンガポール) 2016-05-30

[要約]
・マレーシアの元世界ランク1位の男子ダブルスペア、クー・ケンキット/タン・ブンヒョンは来年スコットランドのグラスゴーで行われる世界選手権を目指してペアをもう一年継続することになった。

・世界選手権は出場すれば7回目となる。
・ベストの結果は2010年(フランス、パリ)の準優勝。このときは決勝でカイ・ユン/フー・ハイファン(中国)に敗れている。
・また2009年(インド、ハイデラバード)での銅メダルもある。

・今年クーは30歳、タンは28歳。
・スポンサーはSeri Mutiara Develop­ment Sdn Bhd.という不動産開発業者で昨年4月の契約金は2百万マレーシアリンギット(約5300万円)だった。

・五輪レースでは同国のゴー・V・シェム/タン・ウィーキョンを抜けず出場できなかった。
・トマス杯では優勝国デンマークのアストラップ/ラスムッセンペアに準決勝で敗れている(※勝てばチームも決勝進出の状況でした。クーが積極的に後衛のカバーに入ってスマッシュを打つシーンも見られ内容的には悪くなかったのですが、そういう志の高いバドをやるにはまだ少しスタミナが足りてない感じでしょうか)。

・コーチのリー・ワンワー(※トリパンに在籍したこともあります)は体調を整えればクー/タンはまだまだ世界のトップでやれると見ている。

リー・ワンワー
「彼らの体調を見極めるのがコーチとしての役割。彼らはもう若いとは言えないので。
トマス杯での失望を忘れてインドネシアOPとオーストラリアOPに専念して欲しい。」[1]
「マレーシア協会を離れてトレーニングすることについては心配していない。
去年は五輪レースに忙殺されてしまったが今年はもっと上手くやれると思う」[2]