リ・シュエルイ(Li Xuerui、李雪芮)は中国の女子シングルス選手。ロンドン五輪金メダリスト。
25歳、身長174cm、右利き。直近の世界ランクは3位。
Badminton Unlimited第14回(2014-04-10)所収。
・ドイツオープンを皮切りに、格式ある全英、インド、中国、そしてもちろん誰もが勝ちたい五輪も優勝し、リ・シュエルイはこの年すべてを成し遂げた。
リ・シュエルイ
「・自分にとってはその結果は予想外なものではなかった。
・厳しい練習を積んできたし、チーム他の選手と同様に出来る限りの努力をしてきた。
・それまではあまり結果が出ていなかったのだが、2012年になって急に良いプレーができるようになってきて安定感も出てきた。
・前より勝てるようになり、それが自信につながって、大きく飛躍することができた。
・そして自分は五輪代表の一員になるチャンスを与えられて、上手く勝ち続けて金メダルを獲ることができた。
・機会を与えられてしかもそれをものにすることができて幸運だった。」
・初のオリンピックで当時21歳だったが、落ち着いて決勝まで勝ち上がった。
リ・シュエルイ
「・決勝進出を決めて、あともう1勝で五輪チャンピオンになれると思うと少し緊張した。
・最初に五輪の会場に来たときは自分には新しいことばかりですべてが興味深かった。
・どうしていいかよく分からなかったが自分にプレッシャーを掛けるようなことはやめようと思った。たぶんそのおかげで決勝まで行けたのだと思う。」
・五輪の前までにすでにトーナメント4勝の実績があった。
・決勝は同じ中国の選手で当時の世界ランク1位のワン・イーハンに勝って優勝することができた。
リ・シュエルイ
「・あの試合のあと最初に感じたのは勝ったことより『これでやっとすべてが終わった』ということだった。
・とても疲れていてやっとこれで休めるということしか頭になかった。
・1日か2日してから五輪チャンピオンになった実感がわいてきた。
・まるで夢の様でこれは本当のことなんだろうかという気分だった。
・いま振り返ってみると何年も一生懸命に練習してきたことへのご褒美だったんだと思う。」
・その後も金メダリストの地位に安住すること無く、中国オープン、香港オープン、SSファイナルに優勝。この年を世界ランク1位で終えた。
・しかしトップに居続けることは容易ではない。
・五輪優勝も単にラッキーだったのではないかという批評に晒された。
リ・シュエルイ
「・単なる一発屋が世間を驚かしたようなものだということも言われた。
・最初はそういう批判は確かに気になった。特に試合に負けたときは酷い気分だった。
・今は精神的に成長して自分の感情をコントロールできている。ベストを尽くしている限り否定的なことを言われても気にはならない。
・いつも自分の良い面を見るようにしている。」
・批判を寄せ付けず前向きであり続けることで、彼女は世界ランク1位と地に足のついた状態を維持できている。
・自信やプロ意識が決して諦めない姿勢や厳しい練習へとつながっている。
リ・シュエルイ
「・真のプロになれたときの感動は大きいが、そうなるにはより多くの努力や練習時間をつぎ込まなければならず、とても厳しい。
・でもそれを乗り越えて、へとへとになるような試合に勝てたときはとても大きな喜びや満足を得ることができる。」
・この2年の活躍で金メダル獲得がまぐれではないことを示した。
・しかし、もしバドミントンを運悪く辞めざるを得ないことになったら辞めることもあるという。
リ・シュエルイ
「・始めた頃はそれほどバドミントンが好きではなかったし、いつも辞めることも考えていた。
・いい結果が出るようになってだんだんとバドミントンが好きになっていった。
・でも世界1位になるとは考えたこともなかった。」
・2年のあいだトップの女子選手であり続けることができたが、それをチャレンジとして楽しんでいる。
リ・シュエルイ
「・世界ランク1位で居られるのも身体的にも精神的にも好調を維持できているおかげだから嬉しい。
・他の選手が世界ランク1位になりたければ自分を倒さないといけないわけだが、すべては自分の頑張りしだいだ。」
・2012年全英オープン優勝、SSファイナル優勝。
・その後も年にSSで3、4勝している感じですが、世界選手権はインタノンやマリンに譲り、優勝はありません。
動画
2012年全英オープン
準々決勝 vsサイナ・ネワル(インド)
決勝 リ・シュエルイ(中国)vsワン・イーハン(中国)
2012年ロンドン五輪
準決勝 リ・シュエルイ(中国)vsワン・シン(中国)
音ズレが酷いです。
決勝 リ・シュエルイ(中国)vsワン・イーハン(中国)
素晴らしい試合です。
25歳、身長174cm、右利き。直近の世界ランクは3位。
Badminton Unlimited第14回(2014-04-10)所収。
要約
・2012年、14トーナメントで決勝進出10回、うち優勝8回。・ドイツオープンを皮切りに、格式ある全英、インド、中国、そしてもちろん誰もが勝ちたい五輪も優勝し、リ・シュエルイはこの年すべてを成し遂げた。
リ・シュエルイ
「・自分にとってはその結果は予想外なものではなかった。
・厳しい練習を積んできたし、チーム他の選手と同様に出来る限りの努力をしてきた。
・それまではあまり結果が出ていなかったのだが、2012年になって急に良いプレーができるようになってきて安定感も出てきた。
・前より勝てるようになり、それが自信につながって、大きく飛躍することができた。
・そして自分は五輪代表の一員になるチャンスを与えられて、上手く勝ち続けて金メダルを獲ることができた。
・機会を与えられてしかもそれをものにすることができて幸運だった。」
・初のオリンピックで当時21歳だったが、落ち着いて決勝まで勝ち上がった。
リ・シュエルイ
「・決勝進出を決めて、あともう1勝で五輪チャンピオンになれると思うと少し緊張した。
・最初に五輪の会場に来たときは自分には新しいことばかりですべてが興味深かった。
・どうしていいかよく分からなかったが自分にプレッシャーを掛けるようなことはやめようと思った。たぶんそのおかげで決勝まで行けたのだと思う。」
・五輪の前までにすでにトーナメント4勝の実績があった。
・決勝は同じ中国の選手で当時の世界ランク1位のワン・イーハンに勝って優勝することができた。
リ・シュエルイ
「・あの試合のあと最初に感じたのは勝ったことより『これでやっとすべてが終わった』ということだった。
・とても疲れていてやっとこれで休めるということしか頭になかった。
・1日か2日してから五輪チャンピオンになった実感がわいてきた。
・まるで夢の様でこれは本当のことなんだろうかという気分だった。
・いま振り返ってみると何年も一生懸命に練習してきたことへのご褒美だったんだと思う。」
・その後も金メダリストの地位に安住すること無く、中国オープン、香港オープン、SSファイナルに優勝。この年を世界ランク1位で終えた。
・しかしトップに居続けることは容易ではない。
・五輪優勝も単にラッキーだったのではないかという批評に晒された。
リ・シュエルイ
「・単なる一発屋が世間を驚かしたようなものだということも言われた。
・最初はそういう批判は確かに気になった。特に試合に負けたときは酷い気分だった。
・今は精神的に成長して自分の感情をコントロールできている。ベストを尽くしている限り否定的なことを言われても気にはならない。
・いつも自分の良い面を見るようにしている。」
・批判を寄せ付けず前向きであり続けることで、彼女は世界ランク1位と地に足のついた状態を維持できている。
・自信やプロ意識が決して諦めない姿勢や厳しい練習へとつながっている。
リ・シュエルイ
「・真のプロになれたときの感動は大きいが、そうなるにはより多くの努力や練習時間をつぎ込まなければならず、とても厳しい。
・でもそれを乗り越えて、へとへとになるような試合に勝てたときはとても大きな喜びや満足を得ることができる。」
・この2年の活躍で金メダル獲得がまぐれではないことを示した。
・しかし、もしバドミントンを運悪く辞めざるを得ないことになったら辞めることもあるという。
リ・シュエルイ
「・始めた頃はそれほどバドミントンが好きではなかったし、いつも辞めることも考えていた。
・いい結果が出るようになってだんだんとバドミントンが好きになっていった。
・でも世界1位になるとは考えたこともなかった。」
・2年のあいだトップの女子選手であり続けることができたが、それをチャレンジとして楽しんでいる。
リ・シュエルイ
「・世界ランク1位で居られるのも身体的にも精神的にも好調を維持できているおかげだから嬉しい。
・他の選手が世界ランク1位になりたければ自分を倒さないといけないわけだが、すべては自分の頑張りしだいだ。」
主な戦績
・2012年ロンドン五輪優勝。・2012年全英オープン優勝、SSファイナル優勝。
・その後も年にSSで3、4勝している感じですが、世界選手権はインタノンやマリンに譲り、優勝はありません。
動画
2012年全英オープン準々決勝 vsサイナ・ネワル(インド)
決勝 リ・シュエルイ(中国)vsワン・イーハン(中国)
2012年ロンドン五輪
準決勝 リ・シュエルイ(中国)vsワン・シン(中国)
音ズレが酷いです。
決勝 リ・シュエルイ(中国)vsワン・イーハン(中国)
素晴らしい試合です。