バドミントン観戦Tips

バドミントンの主に国際試合の情報、観戦に役立ちそうな知識など。リンクはご自由にどうぞ。

2016年06月

●2016年第26週[6/28-7/3] 台湾オープン(GPG)
badminton 2016 chinese taipei open

ドロー
試合一覧

・時差
日本は台湾より1時間進んでいる
台湾で12時開始 → 日本で13時開始

・日本人出場者
なし(全日本実業団があるため)

BWF公式動画リスト


●昨年 2015年の台湾オープン(GPG)
ドロー
BWF公式動画リスト


●次週2016年第27週 USオープン(GPG)
ドロー

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2016年国際大会カレンダー要約
・tournamentsoftware(トーナメントソフトウェア)の見方についてはこちら

本人のweiboはこちら

・19年間務めてきた中国代表から引退する。
・1999年4月28日、北京に独り汽車に乗ってやってきた日の興奮は今も思い出すことができる。
・そして今は平穏な気持ちだが、これからの新しい挑戦が楽しみ。

みたいな感じです、たぶん…。

Cai Yun says good-bye to international badminton - Badzine 2016-06-25

要約

・2012年ロンドン五輪の男子ダブルス金メダリスト、カイ・ユン(Cai Yun、蔡赟)が本人のweibo(中国版twitter)で国際試合から引退することを表明した。
・また国家体育総局(national sports federation)を通じて、自身の能力と中国バドミントンへの貢献をアピールする文書も公表しているが、36歳の彼の今後の活動は国際的なバドミントン選手以外の形になるという。

・フー・ハイファンとのペアでロンドン五輪金メダルのほか、主な戦績としては世界選手権優勝4回、スーパーシリーズ15勝。
・団体戦では2度アジア大会の優勝に貢献している。
・最後のタイトルは昨年ルー・カイと組んでのスイスオープン(GPG)優勝。

・WeChatを通じ『カイ・ユンとバドミントンを語る』と題してファンにバドミントンの知識を伝えるコンテンツも運営している。
・今週sinaとのインタビューでは今後のキャリアはメディア関係になるかもしれないとしている。

動画

 ロンドン五輪後もしばらくカイ/フーで組んでいましたが、後に組み替えがあり、フーはツァン・ナンとのペアになりました。いっぽうフーより4歳年上のカイ・ユンは若手を育てるようなポジションで続けていました。

2011年 世界選手権
準決勝 vsジュン・ジェサン/イ・ヨンデ(韓国)

決勝 vsコ・スンヒュン/ユー・ヨンソン(韓国)


2012年 ロンドン五輪
準決勝 vsクー・ケンキット/タン・ブンヒョン(マレーシア)

決勝 vs マティアス・ボー/カールステン・モゲンセン(デンマーク)


2015年 スイスオープン
決勝 カイ・ユン/ルー・カイ(中国)vsゴー・V・シェム/タン・ウィーキョン(マレーシア)


インドネシアオープンはDjarumのハイライトが充実してます。

ドロー
試合一覧

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Djarum Badmintonのハイライト等

決勝

WD 高橋/松友 vsタン・ユアンティン/ユー・ヤン(中国)
ハイライト

XD コ・スンヒュン/キム・ハナ(韓国)vsシュー・チェン/マー・ジン(中国)

ハイライト

MS リー・チョンウェイ(マレーシア)vsヤン・O・ヨルゲンセン(デンマーク)

ハイライト

MD イ・ヨンデ/ユー・ヨンソン(韓国)vsチャイ・ビィアオ/ホン・ウェイ(中国)

ハイライト

WS ワン・イーハン(中国)vsタイ・ツーイン(台湾)

ハイライト

準決勝

コート1

WD 高橋/松友vsピーク/ムスケンス(オランダ)  ハイライト
WS カロリナ・マリン(スペイン)vsワン・イーハン(中国) ハイライト
MD イ・ヨンデ/ユー・ヨンソン(韓国)vsアストラップ/ラスムッセン(デンマーク) ハイライト
WD タン・ユアンティン/ユー・ヤン(中国)vsビビアン・フー/ウーン・ケウェイ(マレーシア) ハイライト
MS イーサン・モウラナ・ムストファ(インドネシア)vsリー・チョンウェイ(マレーシア) ハイライト
WS タイ・ツーイン(台湾)vsワン・シーシャン(中国) ハイライト
MS ヤン・O・ヨルゲンセン(デンマーク)vsティアン・ホウウェイ(中国) ハイライト
MD チャイ・ビィアオ/ホンウェイvsコンラッド/コールディング(デンマーク) ハイライト

コート2

XD シュー・チェン/マー・ジン(中国)vsルー・カイ/フアン・ヤーチョン(中国) ハイライト
XD コ・スンヒュン/キム・ハナ(韓国)vsツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ(中国) ハイライト


その他

2回戦MS リン・ダン(中国)vsジョナタン・クリスティー(インドネシア) ハイライト

 [追記]
 リオ五輪は予選リーグ敗退…( ゚д゚)

 リオ五輪後しばらくしてからペアを解消しそれぞれ(育成目的で)若手と組むことになりました。
 インドネシア3番手で若手ペアのライアン・サプトロ/ベリー・アングリアワンがペアを解消し、
 セティアワンがサプトロと、アーサンがアングリアワンと組むことになります。

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 モハマド・アーサン(28歳、173cm)/ヘンドラ・セティアワン(31歳、181cm)はインドネシアの男子ダブルスペア。
 2013年、2015年世界選手権優勝、2014年アジア大会優勝。セティアワンはマルキス・キドーと組んで北京オリンピック金メダリスト。
AhsanSetiawan01
 現状このペアと韓国のイ・ヨンデ/ユー・ヨンソンが2強でしょう。韓国ペアも手堅いですが、こちらのペアはここ一番という大きな試合にはしっかり準備して来る印象なので、個人的には五輪の優勝候補1番手に予想しておきます。まあ大方の予想もそうかもしれませんが。

 偶然ですが、ちょうどY社がこのペアのモデルのラケットを出すというニュースが。別に回し者じゃないです(^_^;)

Badminton Unlimited第27回(2014/07/15)所収。

2014年インドネシアオープンでのインタビュー。

要約

・インドネシアは全英オープン優勝8回のルディ・ハルトノや五輪金メダリストのタウフィック・ヒダヤットを生んだ伝統ある強豪国である。
・近年中国の前に押されがちだが、男子ダブルスでは変わらず強国であり、その代表的なペアがアーサン/セティアワンである。

セティアワン
「・両親とも地元のクラブのコーチで7歳の頃からすでに二人についていってバドミントンをしていた。
・10歳か11歳のころバドミントンをキャリアにすることを本気で考え始めた。
・13歳でクラブでプレーするためにジャカルタに行くことにした。」

アーサン
「・両親ともスポーツ好きだったので自分も自然にそうなった。
・最初はバドミントンは単に楽しんでプレーしているだけだった。
・代表選手が国の誇りになっているのを見てよりバドミントンに惹きつけられるようになった。
・自分もあのようになりたいと思い真剣にプレーするようになった。」

・セティアワンはジャワ島中部のペマラン出身。
・アーサンはスマトラ島のパレンバン出身。
・バドミントンを本格的にやる決心をしてから二人は首都ジャカルタのユースチームに入り夢を追うことになった。
・しかし二人ともすぐに成功できるとは考えなかった。
・そこで若い二人は古き良きハードワークの伝統を叩きこまれた。

アーサン
「・小さかったころ自分は朝早くから学校に行く前に運動をしていた。
・一汗かいて目を覚ましてから学校に行っていた。
・ハードワークをすることが自分の潜在能力を生かすカギだった。」

セティアワン
「・とにかく厳しい練習と規律あるのみだった。
・とくに厳しい練習は必須だが最終的にはそれに慣れることができた。」

・この二人のペアは2012年の終わりになって初めて実現した。
・それまではお互い別のペアと組み対照的な戦績を収めている。

・3歳年上のセティアワンの方は輝かしいキャリアがある。
・マルキス・キドーと組んだ9年間でスーパーシリーズやグランプリで数えきれないほどのタイトルを獲得している。
・特に2008年の北京オリンピックでは金メダルを獲得している。
・しかしその後は残念ながらペアを解消することになった。

セティアワン
「・その頃キドーと2人だけでどうするか話し合った。
・自分はロンドン五輪を目指していたが残念ながら出場することができず、彼とは別の道を歩むことになった。」

・一方アーサンはボナ・セプタノ(※キドーの弟です。)と組んだが望んだ結果は得られなかった。

アーサン
「・自分とボナは2005年から7年間ペアを組んだ。
・僕らのペアも目標はオリンピックで出場はできたが、いい成績は収められなかった。
・スーパーシリーズでも1度も優勝できなかった。
・コーチも含めて話し合って別れるのが良いということになった。」

・それぞれ別れた結果、ナショナルコーチたちも認めるインドネシアの次の時代の最高のペアが出来上がった。
・経験豊富なセティアワンと組むことでアーサンも上手くプレーできるようになった。
・2013年はこのペアで組んだ初めてのシーズンだったが結果は素晴らしいものだった。
・スーパーシリーズに5勝し、年末のSSファイナルも優勝した。
・しかし何と言っても中国で行われた世界選手権のタイトル獲得が大きいだろう。

セティアワン
「・この結果にはとても満足している。
・こんなに早く多くのタイトルを取れるとは思っていなかった。
・去年の世界選手権のタイトルは本当に予想もしていなかった。」

アーサン
「・世界選手権に優勝するのをずっと目標にしてきた。そしてついに勝つことができた。
・夢を叶えることができて信じられないし、とても感謝している。」

・それぞれの素晴らしい能力は否定出来ないが、彼らの成功の大部分は二人の相性の良さから来ているという。

・アーサン
「・意思の疎通が大事だ。
・自分が不調でヘンドラが好調なときは彼はサポートに回ってくれる。
・パートナーの調子が悪いとき相手を責めるとやる気を失ってしまうものだが、彼は決して怒らない。
・そして逆の状況では自分もそういう行動を心がけている。
・僕らはいつも助けあっている。」

・周囲のサポートも重要だという。

セティアワン
「・負けた時でも両親は『つぎ頑張ればいい』と言っていつも支えてくれた。」

アーサン
「・ふつう世間の人は勝っているときは応援してくれるが、負けるようになると急にあまり応援してくれなくなる。
・家族や友人や熱心なサポーターはいつも応援してくれる。」

・2014年はそれほど活躍できておらず、タイトル獲得の成果が上がったのは全英オープンだけ。
・しかし今年も良い年にしたいと願っている。

セティアワン
「・今年はまだ世界選手権とアジア大会が残っていて、どちらも自分たちが目標とする大会だ。
・しっかり準備して臨めると思う。」

アーサン
「・全英優勝というひとつ目の目標は達成できた。
・タイトル防衛は難しいことなので、まずは世界選手権に集中したい。
・それからアジア大会でも活躍したい。」

※世界選手権は勝てませんでしたが、4年に1度のアジア大会には優勝しました。

主な戦績

セティアワンの戦績で言いますと

マルキス・キドーと組んで
2007年世界選手権(マレーシア、クアラルンプール大会)優勝
2008年北京オリンピック金メダル
2010年アジア大会優勝
SS9勝

モハマド・アーサンと組んで
2013年世界選手権(中国、広州大会)優勝
2014年アジア大会優勝
2015年世界選手権優勝(インドネシア、ジャカルタ)優勝
SS9勝(うち全英1回、SSファイナル2回)

動画

2008年北京オリンピック
決勝 キドー/セティアワンvsカイ・ユン/フー・ハイファン(中国) 非BWF公式動画


2013年世界選手権
準決勝 vsカイ・ユン/フー・ハイファン(中国)

決勝 vsマティアス・ボー/カールステン・モゲンセン(デンマーク)

ハイライト

2014年全英オープン
決勝 vs早川賢一/遠藤大由


2014年アジア大会
決勝 vsイ・ヨンデ/ユー・ヨンソン(韓国) 非BWF公式動画

ハイライト 非BWF公式動画

2015年世界選手権

準決勝 vsイ・ヨンデ/ユー・ヨンソン(韓国)

決勝 vsリュー・シャオロン/チュー・ジハン(中国)


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