バドミントン観戦Tips

バドミントンの主に国際試合の情報、観戦に役立ちそうな知識など。リンクはご自由にどうぞ。

2016年03月

 2017年全英の試合動画リストはこちらから。

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 BWF公式の試合動画です。
 女子シングルスで奥原が日本勢としては39年ぶり、女子ダブルスで高橋/松友が38年ぶりの優勝を果たした大会です。
 また男子ダブルスの早川/遠藤は惜しくも準優勝でした。
 まだ見ていない方は是非!

・ドローはこちら
・決勝は大丈夫ですが、ライブ配信中のトラブルのせいか映像がかなり乱れるものがあります。動画に対する低評価は配信に対する不満であることも多いです。
・試合内容について当ブログの記事はこちら(R1R2QFSFFその1Fその2)。


決勝

決勝の試合結果一覧はこちら

男子シングルス

リン・ダン(中国、世界ランク4位)
vsティアン・ホウウェイ(中国、世界ランク8位)

…史上最強選手の呼び声も高いリン・ダン、全英6勝目を狙う。
今回はトップ3強の残り2人、リー・チョンウェイとチェン・ロンは早々に姿を消してしまった。
 対するティアン・ホウウェイは中国若手1番手。

物足りない人用 
2011年世界選手権決勝 (ハイライト)
2012年ロンドン五輪決勝 (ハイライト)


女子ダブルス

高橋礼華/松友美佐紀(日本、世界ランク3位)
vsタン・ユアンティン/ユー・ヤン(中国、世界ランク11位)

…頭一つ抜けた最強ペア、ワン・シャオリー/ユー・ヤン(中国)だったが、ワン・シャオリーの引退によりユー・ヤンは今年から若手タン・ユアンティンと組むことになった。そのためこのときはまだランクも上がっていない状態。ちなみにタン・ユアンティンは別の選手と組んで昨年の全英で優勝している。
 高橋/松友はSSファイナル優勝や世界ランク1位も経験し、そろそろ全英のビッグタイトルも欲しいところ。


混合ダブルス

P・ジョーダン/D・スサント(インドネシア、世界ランク8位)
vsJ・フィッシャー・ニールセン/C・ペダーセン(デンマーク、世界ランク6位)

…インドネシア1番手ペアは敗れたが、代わりにこの若手ペアが第1シードの中国ペアを下し決勝進出。対するベテランのデンマークペアは初優勝を狙う。

女子シングルス

奥原希望(日本、世界ランク8位)
vsワン・シーシャン(中国、世界ランク5位)

…ワン・シーシャンは全英は2度の優勝経験がある。
急成長の奥原は昨年末のSSファイナル優勝の勢いそのままに全英初優勝を狙う。


男子ダブルス


早川賢一/遠藤大由(日本、世界ランク7位)
vsV・イワノフ/I・ソゾノフ(ロシア、世界ランク13位)

…全く予想されていなかったロシアペアは第1シードなどを倒して勢いに乗っている。
 早川/遠藤はこれで3度目の全英決勝進出。3度目の正直と行きたかったが…。


準決勝

男子ダブルス(映像が乱れます)
早川賢一/遠藤大由(日本、世界ランク7位)
vsゴー・V・シェム/タン・ウィーキョン(マレーシア、世界ランク16位)

女子シングルス(映像が乱れます)
奥原希望(日本、世界ランク8位)
vsカロリナ・マリン(スペイン、世界ランク1位)

準々決勝

男子ダブルス
早川賢一/遠藤大由(日本、世界ランク7位)
vsフー・ハイファン/ツァン・ナン(中国、世界ランク4位)

その他

その他の試合動画リストはこちら

 5月15~22日の日程で中国江蘇省崑山で行われるトマス杯&ユーバー杯の抽選が今日3月21日に行われ、ドローが決定しました。

●ルール
 各組総当り戦を行い、上位2チームが決勝トーナメント進出です。
 シード順の1位、2位がそれぞれA組、D組の1番に入ります(男子の中国とデンマーク、女子は中国と日本。以下、先日決まった通りです)。

 決勝トーナメントに進出したら、またそこで直近の個人の世界ランクを合計して国のシード順1~4位を決めます。その1、2位になればトーナメントの1番上と1番下に入れます(つまりたぶん中国と逆の山に入れる)。 
 

●トマス杯
A組:中国 日本 フランス メキシコ
B組:インドネシア インド タイ 香港
C組:韓国 マレーシア イングランド ドイツ
D組:デンマーク 台湾 ニュージーランド 南アフリカ

 日本はA組で中国と同じ組でした。
 通過するだけならフランスとメキシコに勝てばいいわけですが。
 フランスがちょっと注意が必要な相手ですが、まあ負けないでしょう。
 2位通過だとすると、問題はそのあとのクジ運です。

 B組はインドネシアは余裕の1位通過でしょうが、2番手はどれもチャンスがありそうです。
 C組はけっきょくは韓国とマレーシアでしょうが、なかなか厳しい争いになりそう。
 D組はデンマーク、台湾が余裕で通過でしょう。

●ユーバー杯
A組:中国 デンマーク スペイン マレーシア
B組:韓国 台湾 モーリシャス アメリカ
C組:タイ インドネシア ブルガリア 香港
D組:日本 インド オーストラリア ドイツ

 A組は中国はふつうに1位通過で、デンマークは少し手こずるかもしれません。
 B組は韓国・台湾が通過するでしょう。アメリカがどれだけ頑張れるか。
 C組はやや厳しい組。ブルガリアがどれだけ頑張れるか。
 D組はたぶん日本が1位、インドが2位でしょう。ドイツがインドにどれくらい迫れるか。

 今週はインドオープンです。スリカンスは去年は優勝でしたが今年はどうかなーと思ってたら1回戦負けでした(^_^;)
 ティアン・ホウウェイ[21-13 17-21 24-22]スリカンス

 まあ五輪レースのせいで去年より強豪揃いってのはあるんですけど
 …と思ったらチョンウェイが居るくらいでメンツは大して変わりませんでした。
 シードを取れずにいきなりティアンはキツかったか。接戦でしたけど。

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 キダンビ・スリカンスはインドの男子シングルスの選手。
 23歳、直近の世界ランクは10位でインドからは唯一のトップ10入り。

 キダンビが苗字、スリカンスが名前ですが、インドでは公にも名前の方で呼ばれることが多いようです(サイナ・ネワルはサイナなど)。
 彼もしばらく前までスリカンス・Kという書き方をされていましたが、たぶんそのためです。


画像はBWFのプロフィールから。

10 things to know about India's rising badminton star Kidambi Srikanth  - sportskeeda 2015-12-29
Know your Indian Olympian: 10 things to know about Kidambi Srikanth 1/2 - sportskeeda 2016-03-16
Know your Indian Olympian: 10 things to know about Kidambi Srikanth 2/2 - sportskeeda 2016-03-16

以上の記事を要約してまとめました。

経歴

1.
・キダンビ・スリカンスは1993年2月7日、インド南東部のアーンドラ・プラデーシュ州グントゥールの典型的な中流家庭に生まれた。
・彼の父K.V.S.クリシュナは農夫、母のラドハは主婦。
・2歳年上の兄キダンビ・ナンダゴパルもダブルスの選手である(※K.Nandagopal、直近の世界ランクは100位)。

2.
・2009年、男子シングルスの2001年全英優勝者であるプレラ・ゴピチャンドが運営するハイデラバードのアカデミーに加入。
・同じアカデミー出身者にはパルパリ・カシャップ、プサルラ・V・シンドゥなど。
・現在はゴピチャンドがスリカンスのコーチも務めている。
gopichand01

3.
・元はダブルスの選手で2011年にインドの国際ジュニア大会で優勝。
・そこで彼のシングルスの才能を見出したゴピチャンドの勧めでシングルスに転向した。

4.
・2012年のモルディブ国際で世界ジュニアチャンピオンのズルファドリ・ズルキフリ(マレーシア)に勝ち優勝。
・2013年、バンコクで行われたタイ・オープン(GPG)でタイのベテランで世界ランク8位のブーンサック・ポンサナをストレート下し優勝。
・インド人でこのクラスでの優勝はH.S.プラノイに続き2人目。

5.
・同年、ニューデリーで行われた全インドシニア国内選手権で当時の国内チャンピオンのパルパリ・カシャップに勝ち、インドで最も才能ある選手の一人と見られるようになった。
・ただしその後両者は国際試合で対戦しているがそこでは勝っていない(※対戦成績0-2)。

6.
・初のメジャータイトルは、2014年の中国オープン(SSP)で、リンダンをストレート(21-19 21-17)で下して優勝。
・これはインド人の初のSSP優勝。
・スリカンス「僕はリンダンをアイドルと思って育ったから、リンダンに勝っての初のSSタイトルは素晴らしい気分だ。中国オープンのような試合で優勝できるとは思ってもいなかった。」
・年末のSSファイナルは準決勝進出。

7.
・2015年に入ってからはシド・モディ国際で準優勝、世界ランクは5位まで上昇する。
・3月にはヴィクター・アクセルセンに勝ちスイス・オープン(GPG)優勝。
・同月インド・オープン(SS)では再びアクセルセンに勝ち初優勝(18-21 21-13 21-12)。
・しかしこの年の後半は苦しみ、ドバイSSファイナルでのグループリーグ敗退を含め、早い段階での敗退が続いた。
・世界ランクは過去最高の3位を達成している。

8.
・2016年には復調し、1月のシド・モディ国際(GPG)では優勝。過去2年は決勝で敗れていたが、3度目にして優勝を果たした。
・また最近の活躍としては、地元ハイデラバードで行われたアジア団体選手権では4戦全勝し、30年ぶりのインドチームの銅メダルに大きく貢献した。

その他

1.
・2014年には髄膜炎にかかり1週間以上入院しなければならなかった。
・これを克服して精神的に強くなったという。
・スリカンス「あの病気が僕を変えた。それまでよりずっと熱心になって厳しい練習をするようになった。」

2.
・2012年からGo Sports財団の支援を受けている。
・この組織は寄付によりプロに運営されている独立した組織であり、今後のインドスポーツの強化を主たる目的としている。

3.
・2015年には権威あるアルジュナ賞を受賞している(※インド青年・スポーツ省が業績を上げたスポーツ選手に贈る賞)。

4.
・インドリーグではオークションによる移籍金8万ドルでベンガル・トップガンに加入。
・MS1番手としてリー・チョンウェイと対戦し、勝利している。

5.
・彼にとってのアイドルはコーチのゴピチャンドとリンダン。

6.
・2001年、8歳のときスリカンスと兄のナンダゴパルは、家の間近で行われたゴピチャンドの全英優勝を祝うセレモニーを目撃している。
・「あなたたちもいつか彼のようになりなさい」と兄弟を励ましたのは、ゴピチャンドの母スバラバンマだったという。

動画

2014年中国オープン(SSP)決勝
スリカンス・キダンビ(インド)vsリン・ダン(中国)

別にケチをつける気はないんですが、あまり本調子とは思えないリン・ダン。

2015年スイス・オープン(GPG)決勝
スリカンス・キダンビ(インド)vsヴィクター・アクセルセン(デンマーク)


2015年インド・オープン(SS)
スリカンス・キダンビ(インド)vsヴィクター・アクセルセン(デンマーク)


●2016年第13週[3/29~4/3] インド・オープン(SS)

ドロー
試合結果一覧

画像集

・時差
インドが3時間30分遅い
インドで12時開始 → 日本で3時半開始

・日本人出場者
MS 桃田賢斗、佐々木翔、上田拓馬、田児賢一、西本拳太、坂井一将
WS 山口茜、佐藤冴香、三谷美菜津、橋本由衣、大堀彩
MD 園田啓悟/嘉村健士
WD 高橋礼華/松友美佐紀、松尾静香/内藤真実、與猶くるみ/福万尚子、福島由紀/廣田彩花
XD 数野健太/栗原文音、園田啓悟/福万尚子

BWF公式動画リスト

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●次週 2016年第14週 マレーシア・オープン(SSP)
ドロー

●昨年 2015年のインド・オープン(SS)
ドロー
BWF公式動画リスト

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・tournamentsoftware(トーナメントソフトウェア)の見方についてはこちら

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