2016 by the numbers: Badminton’s bests, mosts, and firsts of last season - Badzine 2017-01-09

メジャータイトル最多獲得数:7

・高橋礼華/松友美佐紀(日本WD)
 …スーパーシリーズ4勝(全英SSP、インドSS、インドネシアSSP、デンマークSSP)、アジア選手権、マレーシアマスターズGPG、リオ五輪で優勝。

カテゴリーをまたいでメジャータイトル最多獲得数:12

・チェン・チンチェン(中国WD、XD) 
… WD、XDの両方で合わせてSS6勝、GPG6勝。

ダブルダブルス:5回

1大会でMDまたはWDとXDを同時に優勝すること。

・チェン・チンチェン(中国WD、XD)  → 3回
 ・SS:フレンチオープン、SSファイナルズ
 ・GPG:ビットブルガーオープン

・コ・スンヒュン(韓国MD、XD) → 2回
 ・GPG:ドイツオープン、韓国マスターズ


異なる選手/ペアによるSS優勝:11

2016年はMSでは13戦のうち11の異なる選手が優勝している。
2勝以上したのはリー・チョンウェイのみ。
逆に最も同じ選手/ペアが優勝したのはXDで、13戦のうち6ペアのみが優勝している。

GPGはもっと多様であり、MDでは14戦で13の異なるペアが優勝。
コ・スンヒュン(韓国)とケヴィン・サンジャヤ・スカムルジョ(インドネシア)がそれぞれ別の選手と組んで2勝している。

母国SS優勝:6回

4大会で6選手/ペアが成し遂げた。

・マレーシアオープンSSP → リー・チョンウェイ(MS)
・デンマークオープンSSP → フィッシャー/ペダーセン(XD)
・香港オープンSS → グ・カロン・アンガス(MS)
・韓国オープンSS → イ・ヨンデ/ユー・ヨンソン(MD)、ジュン・キュンウン/シン・スンチャン(WD)、コ・スンヒュン/キム・ハナ(XD)

あるSSにおいてすべてのカテゴリで違う国の選手/ペアが優勝:3回

マレーシアオープンSSPインドネシアオープンSSP香港オープンSSの3回。
GPGでは、マレーシアマスターズ、ベトナムオープンの2回。

あるSSにおいてすべてのカテゴリで同じ国の選手/ペアが優勝:1回

いわゆる一つのSweep。
韓国マスターズGPGのみ。

中国が4勝しスウィープしそうだったのはフレンチオープンSS、3回のGPGがある。

※この件に関しては、ロンドン五輪で中国が全カテゴリで金メダルを取って以来、毎大会ごとにしつこく言われるようになった気がします。なぜかと言うと、中国が勝ちすぎたせいで、「1国のみが勝つようなスポーツが五輪にふさわしいのだろうか?五輪から除外するべきでは」とどうもオリンピック協会から目を付けられたらしいんですね。

タイトル初獲得国:1

デンマークのトマス杯初優勝がありました。
試合動画一覧はこちら

トマス杯
ユーバー杯は1984年に中国が勝って以降、長らく新しい優勝国が現れなかった。
トマス杯はマレーシア、インドネシア、中国の3カ国のみ、ユーバー杯もアメリカ(!)、日本、インドネシア、中国の4カ国のみという状態が長く続いていた。

変化が現れたのは2010年で、この年韓国がユーバー杯に初優勝。しかしその後は中国3連勝している。
トマス杯は2014年に日本が初優勝、そして昨年2016年にデンマークが初優勝を果たした。
ちなみに2016年大会では中国が準決勝にも残れなかったが、これは1982年以来のことだった。

新世界ランキング1位:7名

WS ラチャノック・インタノン(タイ)、タイ・ツーイン(台湾)
MD ゴー・V・シェム/タン・ウィーキョン(マレーシア)
XD キム・ハナ(韓国)、チェン・シウェイ/チェン・チンチェン(XD)

これは同じく7名だった2010年以来の多さ。
 天使のチンチェン、悪魔のキムハナ。

SS初優勝:23名

そのうちMSが6名、MDが8名。
タノンサック・サンソンブーンサック(タイMS)、シー・ユーチー(中国MS)、ケヴィン・サンジャヤ・スカムルジョ(インドネシアMD)はGPGを初優勝した26名の中にも含まれている。

ティーンエイジャーSS優勝者:5名

山口茜(日本WS)、ホー・ビンジャオ(中国WS)、チェン・シウェイ(中国XD)、チェン・チンチェン(中国WD、XD)、ジア・イーファン(中国WD)が19歳で優勝。
ティーンエイジャーGPG優勝者は山口を除いた4名に加え、ケヴィン・サンジャヤ・スカムルジョ(インドネシアMD)、チェン・ユフェイ(中国WS)、リ・インフイ(中国XD)の計7名。

※そもそも山口に関しては16歳でジャパンオープンSSに優勝していますから今さらですが。


3週連続SS優勝

ラチャノック・インタノン(タイWS)が3週連続SS優勝を達成。
動画等は「インタノン、SS3連勝で初の世界ランク1位獲得」を参照。
これはシングルスでの達成であって、ダブルスではイ・ヨンデ/ユー・ヨンソン(韓国MD)が達成したことがある。
また3週連続ではなく、SS3大会連続ということ2011年のワン・シン(中国WS)、2012年のリ・シュエルイ(中国WS)が達成している。


世界ランキング1位経験者の引退:10?

春に引退
・サラリー・トゥントーンカム(タイXD)
・カイ・ユン(中国MD)

五輪前に引退、BWFの届出は五輪後
・ワン・シーシャン(中国WS)
・ティアン・チン(中国WD)

五輪後引退
・ワン・イーハン(中国WS)
・ユー・ヤン(中国WD)
・ツァオ・ユンレイ(中国WD、XD)…世界ランキング1位のまま引退
・イ・ヨンデ(韓国MD)…世界ランキング1位のまま引退
・マー・ジン(中国XD)
・フー・ハイファン(中国MD)?…2016年のSSファイナルズを最後に引退するとされていたが、この大会を欠場し、いっぽうBWFもランキングから除外はしていない。

※サラリー・トゥントーンカムについてはトーナメントソフトウェアによると世界ランキング2位(XD2011/08/11)が最高のようですが、どうなんでしょう?


最高齢SS優勝:37歳 最高齢SSシングルス優勝:33歳 最高齢GPGシングルス優勝:36歳

ヨアキム・フィッシャー・ニールセン(デンマークXD)
…2015年に最高齢36歳での優勝を果たしていたが、2016年37歳でこれを更新した。
中国XDのチェン・チンチェンが19歳でXDの最年少優勝者となったため、最年少優勝者の2倍の年齢で優勝という記録には1ヶ月足りなかった。


イ・ヒョンイル(韓国MS)
…2015年に35歳で最高齢GPGシングルス優勝を果たしていたが、2016年に36歳でこれを更新した。
フレンチオープン(SS)で決勝進出し、SSの最高齢記録を更新する可能性もあったがシー・ユーチー(中国)に阻止されている。

リー・チョンウェイ(マレーシアMS)
…ジャパン・オープンに優勝し最高齢SSシングルス優勝(33歳、34歳まであと数週間の時点)記録を果たしている。

ロバート・マテウジアク(ポーランドXD)
…イ・ヒョンイルが最高齢GPGシングルス優勝を果たしたのと同じ日に、40歳優勝を達成しそうだったがあと数点およばなかった。彼は既に39歳でのタイトル獲得記録を保持している。

最長試合:161分

與猶くるみ/福万尚子(日本WD)vsマヘスワリ/ポリー(インドネシアWD)の試合。
BWFは最長試合と主張しており実際これは正しい可能性が高いが、それ以前の最長記録が何分だったかの言及はない。またどれだけの試合時間のデータがあるか、どれだけの試合時間のデータから検索したのかについての説明はない。試合数は数万から数十万試合におよぶ可能性がある。


スーパーシリーズのタイトル防衛成功:3回

2016年のSSのタイトル防衛はそれぞれのダブルスで1回ずつにすぎなかった。
・WDで高橋/松友がインドオープンSSのタイトル防衛に成功(2年連続優勝)。
・XDでシュー・チェン/マー・ジン(中国)がインドネシアオープンでタイトル防衛に成功。
・MDのイ・ヨンデ/ユー・ヨンソン(韓国)が韓国オープンのタイトル防衛に成功。この試合はイ・ヨンデの現役最後の試合だった。

1つの大会での最多優勝記録:11勝

リー・チョンウェイがマレーシアオープン(SSP)で優勝を果たし、マレーシアオープンでの優勝11回という驚きの記録を達成した(ただし2007年にスーパーシリーズが開始する前の記録を含めた場合)。
マレーシアオープンの次に多く勝っているのがインドネシアオープンとチャイナマスターズでこれがそれぞれ6勝。
またリン・ダンによる全英オープン6勝という記録もある。

カテゴリーをまたいだ記録ではイ・ヨンデが4人の異なるペアで韓国オープン7勝を達成している(※MDとXDを合わせての意味)。
グランプリレベルではロシアのウラジミール・イワノフがイワン・ソゾノフと組んでロシアオープンにMDで6勝している。ただしシングルスで2勝もしておりこれを加えれば8勝となる。