バドミントン観戦Tips

バドミントンの主に国際試合の情報、観戦に役立ちそうな知識など。リンクはご自由にどうぞ。

2015年 / 2016年

・賞金等についてのまとめはこちら
・これまでの累積の獲得賞金額は世界ランキングに載っています。
ちなみに山口茜の2017年12月末時点での累積獲得額は490,970ドル(約5400万円@1ドル=110円)。

2017年の賞金ランキング


順位選手国籍(種目)獲得賞金額
(USドル)
1山口茜 Akane Yamaguchi日本(WS)261,363
2チェン・チンチェン Chen Qingchen中国(WD,XD)256,551
3タイ・ツーイン Tai Tzu Ying台湾(WS)240,050
4スリカンス・キダンビ Srikanth Kidambi インド(MS)236,423
5チェン・シウェイ Zheng Siwei中国(XD)207,581
6フアン・ヤーチョン Huang Yaqiong中国(WD,XD)195,507
7ケヴィン・サンジャヤ・スカムルジョ Kevin Sanjaya Sukamuljoインドネシア(MD)186,625
7マーカス・フェルナルディ・ギデオン Marcus Fernaldi Gideonインドネシア(MD) 186,625
9ヴィクター・アクセルセン Viktor Axelsenデンマーク(MS)165,550
10リー・チョンウェイ Lee Chong Wei マレーシア(MS)165,188
11プサルラ・ヴェンタカ・シンドゥ Pusarla Venkata Sindhuインド(WS)159,275
12ラッチャノク・インタノン Ratchanok Intanonタイ(WS)149,813
13チェン・ロン Chen Long中国(MS)135,153
14イ・ソーヒー Lee So Hee韓国(WD)131,799
15ジァ・イーファン Jia Yifan中国(WD)112,483
16ツァン・ナン Zhang Nan中国(MD,XD)106,138
17カールステン・モゲンセン Carsten Mogensenデンマーク(MD)99,624
17マティアス・ボー Mathias Boe デンマーク(MD)99,624
19佐藤冴香 Sayaka Sato日本(WS)99,095
20奥原希望 Nozomi Okuhara日本(WS)97,913
21リュー・ユーチェン Liu Yuchen 中国(MD,XD)97,388
22クリスティナ・ペダーセン Christinna Pedersen デンマーク(WD,XD)97,318
23米元小春 Koharu Yonemoto日本(WD)96,828
24田中志穂 Shiho Tanaka日本(WD)94,043
25カロリナ・マリン Carolina Mスペイン(WS)93,673

・上は海外のバド情報サイトBadzineが集計、発表した2017年賞金ランキングです。
Akane Yamaguchi top badminton 2017 prize-winner with US$261,363 Badzine 2017-12-26
・ランキング(50位まで)
(.pdf)http://www.badzine.net/wp-content/uploads/Badzine-Top-50-Badminton-Prize-Winners-of-2017.pdf

全般


・個人に付くスポンサーマネーなどは含まれない賞金のみのランキングです。
・賞金の配分は5種目ほぼ均等で、シングルスとダブルスもほぼ同じ金額です。
・とはいえダブルスはそれを2人で分けることになるのでシングルスの約半分になります。
・ただしダブルスとミックスを兼任して両方で勝ち上がる選手(いわゆる"ダブルスダブル")は、2種目から賞金が入るので、シングルス選手と比べても遜色ない金額になります。

2017年の傾向


・トップ3を女子が占めました。
・賞金1位は山口茜。コンスタントに上位に入った結果ですが、もちろんSSファイナル優勝の8万ドルも大きいでしょう。
・同じWSでは、奥原希望は世界選手権優勝という最大の名誉があったものの世界選手権の賞金はゼロのため、またその後のケガもあり、結果は20位止まり。

・賞金2位のチェン・チンチェンは2016年に引き続きWDとXDのダブルダブルスで稼ぎまくり、2014年のツァオ・ユンレイの246,144ドルの記録を上回り、史上最も稼いだダブルス選手となったとのこと。

・MDではギデオン/スカムルジョが勝ちまくったものの、やはりMD一本槍ではシングルスほどは稼げず7位止まり。とはいえMSのアクセルセンを上回っています。

・それ以外についてはやや世界ランキングと賞金ランキングの関連が薄くなっています。
・MSでは、世界選手権に優勝し世界ランキングも1位のアクセルセンは、賞金では9位止まり。MSで賞金が一番高かったのは意外にも(?)スリカンスで、SSファイナルには勝っていませんが、シーズン序盤から中盤にかけて大きく稼いでいたようです。
・WDでは高橋/松友は世界ランキング1位から陥落したものの2位を維持しています。しかし賞金では松友が33位、高橋が40位で、他の日本人WD選手、米元/田中、廣田(32位)らの下になっています。

・2018年は賞金額の増加が予定されており、1位は35万ドルくらい行くのではないかと思います(当てずっぽう)。

2018年第2週(1/9-1/14) タイマスターズ [Lv5:Super300]

@タイ、バンコク
badminton thailand masters 2018

ドロー / 試合一覧

日バ > レポート
バドスピ > 9-11日
BWF動画公式 > 動画リスト

・時差:日本が2時間進んでいる(現地で12時開始→日本で14時開始)

・日本人出場選手
MS 下農走
WS 下田菜都美 仁平菜月
MD 金子真大/久保田友之祐
WD なし
XD なし 

次週2017年第3週(1/16-1/21) マレーシアマスターズ[Lv4 : Super 500]

@マレーシア、クアラルンプール
badminton malaysia masters 2017
ドロー


過去のタイマスターズ

2017年[GPG]

ドロー / 試合結果一覧
BWF公式動画リスト

2016年[GPG]

ドロー / 試合結果一覧
BWF公式動画リスト


----
・世界ランキング(トーナメントソフトウェア / BWFファンサイト)
・2018年国際大会カレンダー(BWFファンサイト / 要約)
・tournamentsoftware(トーナメントソフトウェア)の見方についてはこちら
・トーナメントソフトウェアにドローがなかなか載らない場合はこちらを参照。 

 国際試合を見ていて目についたスポンサー(コートの周りの看板や選手のユニフォームに付いているもの)をまとめて行こうと思います。
 用具メーカーに関してはBadspiのページも参照。

BWF / インドネシア / シンガポール /タイ / 台湾 / 中国 / デンマーク / フランス / 日本 / マレーシア

BWF

HSBC Holdings PLC(HSBCホールディングス)


 

 香港上海銀行。イギリスのロンドンに本社を置く世界トップ10に入る巨大金融グループ。

 BWF LAUNCHES HSBC PARTNERSHIP AND ‘GUANGZHOU FINALS’

 これまでのスポンサーは、スーパーシリーズのみ、または世界選手権やトマス杯・ユーバー杯から選択的にスポンサーに付くことが多かった。

 しかし2018年から4年の契約でスポンサーとなったHSBCは、Level5以上(2017年以前の言い方ではグランプリゴールド以上)のシリーズすべてと、世界選手権やトマス杯・ユーバー杯・スディルマン杯までのスポンサーとなる。

 シリーズの名称も、2017年以前のスーパーシリーズやグランプリゴールドを統一するかたちで、HSBC BWF ワールドツアーとなった。シリーズの詳しい名称やどの大会が含まれるかなどについてはカレンダー参照。

Total(トタル)

TOTAL
 フランスの石油メジャー。
 2015年に2018年までの契約で世界選手権、トマス杯&ユーバー杯、スディルマン杯の冠スポンサーとなりました。スポンサー金額は数百万ドル規模とのこと。また2018年1月には2021年までの契約延長が発表されました。

 マスコットはロボコップ…ではなく、RobotQuratzと言うらしい。誰なの…?
 

BWF(世界バドミントン連盟)とのパートーナーシップ - トタル公式 2015-01-13
大手エネルギー企業のトタルが、世界バドミントン連盟とのパートナーシップを2021年まで継続 - 毎日新聞 2018-01-12

以前より知られていたHSBC BWF ワールドスーパーシリーズ、BWF ワールドスーパーシリーズファイナルズから、新たに始まると発表されたHSBC BWFワールドツアー(レベル1~レベル4)BWFワールドツアーファイナルのオフィシャルスポンサーも開始します。

トタルは、すべてのBWFの主要大会(トタルBWFスディルマンカップトタルBWFトーマス&ユーバー杯決勝大会トタルBWF世界選手権)のタイトルスポンサーとしても継続します。

・Metlife(メットライフ生命)
MetLife
 2014-2017年の契約でスーパーシリーズの冠スポンサー。
 アメリカ最大の生命保険会社。マスコットキャラクターはスヌーピー。

メットライフによる「BWF ワールド・スーパーシリーズ」の協賛について - PR Times


Osim International(オーシム)
 2013年までのスーパーシリーズの冠スポンサー。
 謎の健康椅子メーカー(失礼)。シンガポールの会社。


インドネシア

Djarum(ジャルム)

Djarum logo

インドネシアで1位のたばこメーカー。
現在では多角化しておりたばこにとどまらない。
日本で言うところの日本たばこ産業→JTみたいなものでしょうか。
ただしこちらは政府とは無関係に純粋に民間企業として始まったようですが。

バド関係では、Djarumクラブという名門クラブを持ち、インドネシアオープンその他のスポンサー。
またYoutubeで充実のハイライト動画を出してくれるありがたい存在。
Djarum Badminton
pbdjarum

企業について詳しくは
インドネシアの華麗なる一族たち3 - インドネシアブログ


Danisa(ダニサ)

danisa
 デンマークオープン(SSP)のスポンサーでバタークッキー製造販売会社。
 当然デンマーク企業かと思いきやインドネシアの企業。
 ダニサはDanishと同じような意味。

 中国語訳の「皇冠丹麦曲奇」という看板も見られる。丹麦=デンマーク、曲奇=クッキー。

 ちなみに2015年スディルマン杯ではデンマーク代表の協会側のスポンサーがダニサであったが、主要選手5名が個人としてKjeldsenというやはりクッキーの会社をスポンサーにしていることが問題とされ、代表から除外されるという騒ぎが起こったことがある。

シンガポール

OUE



タイ

SCG(The Siam Cement Group,サイアム・セメント・グループ)

Siam Cement Group Logo.svg

 タイオープン(GPG)の冠スポンサー。
 タイのセメント製造企業。その他にも化学、製紙、建築資材、流通などを手掛けるタイ4位の企業グループ。王室系企業。

Channel 3(チャンネル3)

Channel 3 logo (1970 – present)
 タイオープンのスポンサー。インタノンのユニフォームにもロゴが見られる。
 何が3なのかと思っていたらTVのチャンネルでした。タイ2位の放送局。

デンマーク

Kjeldsens(キェルドセン?)



 デンマークのバタークッキー製造販売会社。
 ボー/モゲンセン(MD)、ユール/ペダーセン(WD)、フィッシャー・ニールセン(XD)ら個人のスポンサーで彼らのユニフォームにこのロゴが見られる。
 同じクッキー会社のダニサと紛争になったことがある。
 ダニサ(インドネシア)の項参照。

台湾

VICTOR sports

(ヴィクター)


 台湾のバド用品メーカー。
 韓国オープン(SS)の冠スポンサーである上に韓国代表選手にヴィクターのラケット使用者も多いので韓国メーカーと勘違いしがちだが、台湾の会社。 マレーシア代表のスポンサーでもある。

Sharp(シャープ)

タイ・ツーイン個人のスポンサー。


中国

Li-Ning(リーニン、李寧)

Li-ning aVQIN-nx_400x400
 中国のスポーツ用品メーカー。
 当然ながら中国選手に用具使用者が多い。
 かつてヨネックスを使用していた中国選手も数年前からごっそりリーニンに移ったが、近年リン・ダンはラケットについてはヨネックスユーザーとして戻って来ている。
 近年インドネシア選手などにも使用者が増えている。

フランス

・トタル
BWFの項を参照。

L'Équipe(レキップ)




 フランスの日刊スポーツ新聞。
 主に扱うのはサッカー、ラグビー、モータースポーツ、自転車など。
 そのうちバドも大きく扱われるようになってほしい。
 トタルがBWFのスポンサーになったことやフランス代表の強化などからして、意外とそういう志向はあるかもしれない。


Solibad(ソリバド)

solibad
 フランスのジャーナリストのラファエル・サシュタ(Raphaël Sachetat)氏が設立した慈善団体。
 氏はBadzineの主筆で以前バドマガで連載も持っていた。
 賛同者のユニフォームにこのロゴが見られる。

日本

Yonex(ヨネックス) > ラケット使用選手一覧

Logo-Yonex.svg

 言わずと知れたスポーツ用品メーカー。
 全英オープン(SSP)、デンマークオープン(SSP)、ジャパンオープン(SS)、フレンチオープン(SS)などの冠スポンサー。
 また販社のヨネックス・サンライズはアジア各国にあり、インドオープン(SS)、香港オープン(SS)などの冠スポンサー。

DAIHATSU(ダイハツ工業)

Daihatsu
 リオ五輪後から日本代表スポンサー。
 2017年からジャパンオープンのスポンサー。大会の名称もそれにともなって変更された。
 ヨネックス・オープン・ジャパン
→ダイハツ・ヨネックス・ジャパン・オープン。

DAIHATSU-BADMINTON.com
ダイハツは日本・インドネシア・マレーシアの3カ国でバドミントンを応援していきます。
バドミントンにメダル効果 胸に1億円スポンサー - 日刊スポーツ
事実上初の「胸スポンサー」として自動車大手のダイハツ工業がつき、契約金は推定で年間1億円になる。

ANA(全日空)

ANA
全日空は以前から日本代表オフィシャルスポンサー。
Ready For Takeoff - 高橋礼華 & 松友美佐紀インタビュー


・KAWASAKI(川崎)
Badminton Europe and Kawasaki Sports sign partnership agreement


・その他
 ジャパンオープンに関しては、NTT東、再春館、ユニシスなどお馴染みの会社の看板がありました。ほかにはDyDo、サッポロビール、加賀電子。2015年はバドマガもありました。

マレーシア

Perodua(プロドゥア)


2018年マレーシアマスターズ(Lv4)の冠スポンサー。
 マレーシアの自動車メーカー。ダイハツ工業とマレーシア資本との合弁会社で、スモールカーを専門に製造・販売する自動車メーカーである。 
 プロトンに続く第二の国産車メーカー。(Wikipedia)

Celcom Axiata(セルコム アシアタ)


 
 マレーシアオープンの冠スポンサー。
 マレーシアを中心に東南アジア各国で事業を展開する通信会社がアシアタグループでその携帯電話事業がセルコム。
 

その1 / その2 / その3 / 補足

----
 主な個人戦の試合で入るポイントは以下の通り 。
 試合の種類・名称については当ブログのカレンダー等を参照。

 2017年までとの変更点としては、まずSSPクラスの上が作られ(Lv2)、そのクラスとSSF(Lv1)が以前の五輪・世界選手権と同じポイントになりました。そのため五輪・世界選手権は優勝13000ポイントの行に持ち上がりました。

 Lv3は2017年までのSSF・SSPとポイントは同じです。
 Lv4は2017年までのSSとポイントは同じです。以下同様です。

Gr: Grade(グレード) Lv:Level(レベル) 

優勝準優勝3位/45位/89位/1617位/3233位/6465位/128参考:2017年まで
Gr1(五輪・世界選手権)1300011000*92007200520032001300650
Gr2 - Lv1/Lv2120001020084006600480030001200600五輪・世界選手権
Gr2 - Lv311000935077006050432026601060520SSF・SSP
Gr2 - Lv4920078006420504036002220880430SS
Gr2 - Lv5700059504900385027501670660320GPG
Gr2 - Lv6550046803850303021101290510240GP
インターナショナルチャレンジ(IC)40003400280022001520920360170IC
インターナショナルシリーズ(IS)2500213017501370920550210100IS
フューチャーシリーズ(FS)17001420117092060035013060FS

*五輪だけは銅メダリストを決めるために3位決定戦をやります。その場合3位には10100ポイント、4位に9200ポイント入ります。

----
※129位以下も規定されていますがここでは略しました。
※この他の試合として、トマス杯・ユーバー杯、スディルマン杯など団体戦もあり、そちらからも個人にランキングポイントが入ります。詳しくはパート(3)で。
※SSファイナルズのグループリーグで決勝トーナメントに進出できなかった選手/ペアには順に5位と9位相当のポイントが入ります。
※大陸連盟が主催する個人戦のランキングポイントの扱いは以下のとおり

アジア選手権 → Gr2 - Lv4
欧州選手権 → Gr2 - Lv5
オセアニア選手権 → Gr2 - Lv6
パンアメリカ選手権 → Gr2 - Lv6
アフリカ選手権 → IC

----
[ソース]
BWF STATUTES
CHAPTER 5 - TECHNICAL REGULATIONS
Section 5.3.       Specific Tournament Regulations
Section 5.3.3.      Ranking Systems
(.pdf)Section 5.3.3.1.     World Ranking System

----
その1 / その2 / その3 / 補足

↑このページのトップヘ